ロシア太平洋艦隊インド洋派遣部隊(アデン湾海賊対処部隊)はウラジオストクへ帰ってきた



『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年7月1日11時52分配信
【太平洋艦隊の艦船は4ヵ月間の航海から戻ってきた】
2014年7月1日、ウラジオストク市岸壁の第33艦船埠頭で太平洋艦隊艦船支隊の為の歓迎式典が開催された。
支隊の乗組員は水上艦部隊の広場で、太平洋艦隊参謀長ウラジーミル・カサトノフ中将、艦隊の(現役)軍人及び退役軍人、船員の家族や友人に歓迎された。
ウラジーミル・カサトノフ中将がスピーチにおいて強調したように、全ての戦闘勤務課題はパーフェクトかつハイクオリティに遂行された。
太平洋艦隊の船員は、太平洋艦隊の作戦ゾーンにおいて、立派に海軍旗を示した。
海軍の伝統により、参謀長から(大型対潜)艦の艦長と(支援)船の船長へ子豚の丸焼きが渡された。
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、給油船「イルクト」、救助曳船「アラタウ」で構成され、ウラジーミル・ドミトリエフ少将が指揮する太平洋艦隊艦船支隊は、2014年3月中旬から戦闘勤務についていた事が想い起される。
4ヶ月の戦闘勤務中、支隊は約19000海里を航行し、太平洋とインド洋の様々な気候帯を訪れ、カラチ(パキスタン)、コロンボ(スリランカ)、ヴィクトリア(セーシェル諸島共和国)、カムラン(ベトナム)への寄港を行なった。
太平洋艦隊将兵は、最近の歴史上初めてパキスタン海軍の艦と対海賊演習を実施し、インドネシア沖で自然災害の影響を排除する多国籍演習「KOMODO」へ参加した。
戦闘勤務中に大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」は一連の砲射撃及び対潜演習を実施した。
[ロシア太平洋艦隊インド洋遠征(2014年3月-)]
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」を中核とするロシア太平洋艦隊艦船支隊は、3月中旬にウラジオストクを出航しました。
[ロシア太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ行く]
3月28日、多国籍海軍演習KOMODOに参加する為、インドネシアのバタム島に到着しました。
[ロシア太平洋艦隊は多国籍海軍演習KOMODOに参加する]
3月31日、南シナ海のナトゥナ(リアウ)諸島海域で海上演習が開始されました。
[多国籍海軍演習KOMODOが始まった]
海上での演習は4月2日まで続けられ、4月3日には演習の終了セレモニーが開催されました。
[多国籍海軍演習KOMODO-2014は続く]
4月8日、マラッカ海峡を通過してインド洋へ入りました。
[大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはインド洋へ入った]
4月19日、パキスタンのカラチ港を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はパキスタンのカラチを訪問する]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船のパキスタン訪問は続く]
訪問は4月23日まで続けられ、翌4月24日にパキスタン海軍との合同演習が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊はパキスタン海軍と合同演習を実施した]
5月初頭からアデン湾海賊対処任務に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはアデン湾で海賊対処任務に就いた]
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフは5隻の民間船を護送した]
5月23日、セーシェル諸島のヴィクトリア港を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフはセーシェルを訪れた]
6月6日から9日までスリランカのコロンボ港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はスリランカを訪問する]
6月17日、ベトナムのカムラン海軍基地(カムラン湾)を訪問しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はベトナムのカムラン湾を訪問した]
6月20日にカムラン湾を出港し、ウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船はベトナムのカムラン湾を去り、ウラジオストクへ向かった]
6月28日、対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部』公式サイトより
2014年6月30日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
そして7月1日、ウラジオストクへ帰港しました。
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