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サンクトペテルブルク造船所セーヴェルナヤ・ヴェルフィはロシア海軍将来駆逐艦の建造準備を進めている

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年7月2日17時55分配信
【「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は駆逐艦の建造を準備する】

公開株式会社「造船工場セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」(公開株式会社「統合造船業営団」に加入している)は、ロシア連邦海軍の為の新世代駆逐艦を建造できるように準備を進めている。
同社の年次報告書では、こう記された。


報告書では、建造の準備について具体的な事には触れられなかった。
資料によると、2020年までの工場の主要活動は、ロシア海軍及び外国海軍の顧客の為の戦闘水上艦艇の建造への参加である。
更に造船所は、ロシア及び外国の顧客の為の民間船建造の受注、販売を計画している。

「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」国家防衛発注の枠組において、以前、プロジェクト20385コルベット、プロジェクト22350フリゲート、プロジェクト18280中型偵察艦、プロジェクト23120後方支援船を建造するロシア連邦国防省との国家契約が締結された。

新世代駆逐艦の建造準備の他に、造船所は、ロシア連邦海軍の為のプロジェクト20386コルベット及びプロジェクト22350Mフリゲートのシリーズ建造の可能性について検討し、プロジェクト18280の生産の継続及びヘリコプター揚陸ドック艦「ミストラル」型の完成の為の準備を行なっている。


「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、2012年初頭から原子力水上艦を建造する為の準備を進めています。
[サンクトペテルブルク北方造船所は、原子力艦の建造を準備する]
これは、ロシア海軍将来駆逐艦の建造受注を目指したものです。
[ロシア将来駆逐艦]

将来駆逐艦を建造する造船所としては、サンクトペテルブルク市バルト工場も有力候補と見られていますが、ソ連邦時代から「駆逐艦」を建造してきており、現在もロシア海軍新世代水上戦闘艦を建造している「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」としては、今後建造される新世代の駆逐艦も建造するつもりでいるのでしょう。

ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」は、2021年以降に建造される計画ですが、最近では、2020年までにトップ艦(1番艦)がロシア海軍(北方艦隊)へ引き渡されるとも言われています。
[ロシア北方艦隊は2020年までに40隻の各種艦船を受け取る]
[2014年にロシア海軍は約40隻の新造艦艇を受領する]

この「リデル」トップ艦「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されるかもしれません。


この他、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、新型のプロジェクト20386コルベット(プロジェクト20380/20385の改良型)、プロジェクト22350Mフリゲート(プロジェクト22350の改良型)の建造も目指しているとの事です。

プロジェクト20380/20385コルベットは、2020年までに16隻が調達される予定ですが、これに続き、2021年以降にプロジェクト20386コルベットの受注を目指しているようです。
[セーヴェルナヤ・ヴェルフィは2014年にロシア海軍へフリゲートとコルベットと偵察艦を納入する]

プロジェクト22350コルベットは、2020年までに6隻以上が調達される予定ですが、2021年以降には改良型が引き続き建造されます。
[2021年以降のロシア海軍水上戦闘艦建造計画]

記事の末尾で触れられていますが、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、ロシア海軍向け「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦の最終艤装(兵装などの取り付け)も担当します。
[ロシア海軍向けミストラル級はサンクトペテルブルクのセーヴェルナヤ・ヴェルフィで兵装取付工事が行なわれる]
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