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ロシア空母部隊、ジブラルタル海峡通過、地中海入り

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【ロシア連邦海軍戦闘艦艇グループは、地中海に入る】
モスクワ、12月21日(RIAノーボスチ)

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が先頭に立つロシア海軍戦闘艦艇グループは、ジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った。
ロシア海軍首席報道官・副官イーゴリ・ディガロ1等海佐は、金曜日、RIAノーボスチに対し、こう伝えた。

「戦闘艦艇グループは、モスクワ時間14時00分にジブラルタル海峡を通過しました」とディガロは言った。

彼によると、大西洋航路上において、艦艇の兵器および各機器は、正常に作動している。

「通過する時、グループは北大西洋の複数の暴風圏を無事に通り抜けました」
海軍の代表は、こう付け加えた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」および艦載航空機、支援艦「セルゲイ・オシポフ」「ニコライ・チケル」で構成される戦闘艦艇グループは、12月5日に、北東大西洋および地中海への遠征のため出港した。

戦闘艦艇は、ロシア国防相アナトーリー・セルジュコフがクレムリンの会議で大統領ウラジーミル・プーチンに対し、ロシアが世界の海洋において再び存在を示すと報告したのと同じ日、遠征の途についた。

遠征の目的は、世界の海洋の航路上の重要な海域において海軍の存在を示す事である。

遠征は、2月の最初の週まで延長される。 この期間内に支援艦および戦闘艦艇は外国の港を訪問し、外国海軍艦艇との合同演習に参加する。
航海の全航程で、艦船は12,000海里以上を航行する。

北方艦隊の戦闘艦艇グループは、地中海でロケット巡洋艦「モスクワ」と支援艦で構成される黒海艦隊部隊と合流する。

北大西洋への北方艦隊の戦闘艦艇グループの遠征は、2004年が最後であり、地中海への遠征は、2000年以降、(計画されたが)実行できなかった。

RIAノーボスチ2007年12月21日20時25分


上の写真1枚目は、戦闘艦艇グループ司令官アレクサンドル・トゥリーリン少将(中央)です。
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