デルタIV級戦略原潜ヴェルホトゥリエは造船台を出た
今日(3月24日)、セヴェロドヴィンスク市の艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」で修理中のプロジェクト667BDRM(デルタIV級)1番艦K-51「ヴェルホトゥリエ」は、以前の予定通りに造船台を出渠しました。
[デルタIV級戦略原潜「ヴェルホトゥリエ」は造船台を出る]

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」は地上での修理段階を完了する】
セヴェロドヴィンスク、3月24日-ロシア通信社ノーボスチ
株式会社「統合造船業営団」の一員であるセヴェロヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」は、戦略原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」を修理後に造船台から出渠させた。
土曜日、ロシア通信社ノーボスチ特派員は伝えた。
戦略用途ロケット水中巡洋艦「ヴェルホトゥリエ」-プロジェクト667BDRMの1番艦-は、「セヴマシュ」で1981年2月に起工された。
1984年12月、ロケット艦は海軍旗を受領し、潜水艦は海軍の編制に加入した。
2010年8月に、ロケット艦はオーバーホール後にセヴェロドヴィンスクへ回航され、機器準備の回復及び寿命延長の作業が株式会社「艦船修理センター"ズヴェズドーチカ"」で実施された。
「この手の修理は、全ての機器を取り外し、試験する事を意味しません、修理は部分的なものであり、これにより、就役期間を延長します。
修理完了後、私達は潜水艦に3年半の寿命を与えます。
我々は、次の潜水艦では、(寿命を)5年間に延長する計画です」
艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」総取締役ウラジミール・ニキーチンは述べた。
彼によると、艦が造船台を出渠するまでに船体、艦外部システム、動力システム、各種機器、蒸気発生装置、他の艦載システムの修理作業が行なわれた。
最終的な作業完成は、海上の艤装岸壁で行なわれる。
「巡洋艦ヴェルホトゥリエの修理は、2周目の工場修理サイクルの始まりであり、ズヴェズドーチカは、この作業を行う事により、現在の核抑止力の海洋部門の主力である戦略ロケット艦の長寿命を提供します」
ニキーチンは述べた。
2012年6月、「ズヴェズドーチカ」は次のプロジェクト667BDRM原子力潜水艦-原子力ロケット艦「エカテリンブルグ」の機器準備の回復に取り掛かる。
プロジェクト667BDRM戦略用途ロケット水中巡洋艦- NATOの分類「デルタ-IV」は、ロシア海軍の核抑止力の基礎となっている。
その建造は、「セヴマシュ」で1981年に始まった。
結果として、1984年から1990年までに、海軍は、このタイプの巡洋艦7隻を得た。
現在、海軍には、この型の潜水艦6隻が在る。
艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」では、1999年から2012年までの間に全てのロケット艦を近代化した。
公開情報によると、潜水艦プロジェクト667BDRMは排水量約12000トン、全長167メートル、幅12メートルである。
最大潜航深度400メートル、最大水中速力24ノット、乗組員140人。
ロケット艦は、16基の大陸間弾道ミサイル「シネーワ」を装備する。
(2012年3月24日14時45分配信)
北方艦隊の667BDRM戦略原潜6隻は、1990年代末以降より近代化改装を行ない、寿命を10年間延長しました。
K-51「ヴェルホトゥリエ」:1999年近代化完了
K-84「エカテリンブルク」:2003年近代化完了
K-114「トゥーラ」:2006年近代化完了
K-117「ブリャンスク」:2008年近代化完了
K-18「カレリア」:2010年近代化完了
K-407「ノヴォモスコフスク」:2012年近代化完了予定
最終艦「ノヴォモスコフスク」の近代化完了で一巡するので、また1番艦「ヴェルホトゥリエ」から2周目の修理(寿命延長)が行なわれます。
上の記事によると、「ヴェルホトゥリエ」は今回の修理により、艦の寿命を3年半延長しているとの事です。
そして今年6月からは、昨年末の火災で損傷した2番艦「エカテリンブルグ」の修理が開始されます。
同艦の場合は寿命を5年間延長するようです。
「エカテリンブルグ」の修理完了は2014年の予定です。
『ロシア通信社ノーボスチ』動画ニュース
2012年3月24日18時20分配信
【原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」は修理を終え、軍楽隊の演奏で造船台を去った】
テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年3月24日18時30分配信
【セヴェロドヴィンスクの造船所で原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」の近代化は完了した】
[デルタIV級戦略原潜「ヴェルホトゥリエ」は造船台を出る]

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」は地上での修理段階を完了する】
セヴェロドヴィンスク、3月24日-ロシア通信社ノーボスチ
株式会社「統合造船業営団」の一員であるセヴェロヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」は、戦略原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」を修理後に造船台から出渠させた。
土曜日、ロシア通信社ノーボスチ特派員は伝えた。
戦略用途ロケット水中巡洋艦「ヴェルホトゥリエ」-プロジェクト667BDRMの1番艦-は、「セヴマシュ」で1981年2月に起工された。
1984年12月、ロケット艦は海軍旗を受領し、潜水艦は海軍の編制に加入した。
2010年8月に、ロケット艦はオーバーホール後にセヴェロドヴィンスクへ回航され、機器準備の回復及び寿命延長の作業が株式会社「艦船修理センター"ズヴェズドーチカ"」で実施された。
「この手の修理は、全ての機器を取り外し、試験する事を意味しません、修理は部分的なものであり、これにより、就役期間を延長します。
修理完了後、私達は潜水艦に3年半の寿命を与えます。
我々は、次の潜水艦では、(寿命を)5年間に延長する計画です」
艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」総取締役ウラジミール・ニキーチンは述べた。
彼によると、艦が造船台を出渠するまでに船体、艦外部システム、動力システム、各種機器、蒸気発生装置、他の艦載システムの修理作業が行なわれた。
最終的な作業完成は、海上の艤装岸壁で行なわれる。
「巡洋艦ヴェルホトゥリエの修理は、2周目の工場修理サイクルの始まりであり、ズヴェズドーチカは、この作業を行う事により、現在の核抑止力の海洋部門の主力である戦略ロケット艦の長寿命を提供します」
ニキーチンは述べた。
2012年6月、「ズヴェズドーチカ」は次のプロジェクト667BDRM原子力潜水艦-原子力ロケット艦「エカテリンブルグ」の機器準備の回復に取り掛かる。
プロジェクト667BDRM戦略用途ロケット水中巡洋艦- NATOの分類「デルタ-IV」は、ロシア海軍の核抑止力の基礎となっている。
その建造は、「セヴマシュ」で1981年に始まった。
結果として、1984年から1990年までに、海軍は、このタイプの巡洋艦7隻を得た。
現在、海軍には、この型の潜水艦6隻が在る。
艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」では、1999年から2012年までの間に全てのロケット艦を近代化した。
公開情報によると、潜水艦プロジェクト667BDRMは排水量約12000トン、全長167メートル、幅12メートルである。
最大潜航深度400メートル、最大水中速力24ノット、乗組員140人。
ロケット艦は、16基の大陸間弾道ミサイル「シネーワ」を装備する。
(2012年3月24日14時45分配信)
北方艦隊の667BDRM戦略原潜6隻は、1990年代末以降より近代化改装を行ない、寿命を10年間延長しました。
K-51「ヴェルホトゥリエ」:1999年近代化完了
K-84「エカテリンブルク」:2003年近代化完了
K-114「トゥーラ」:2006年近代化完了
K-117「ブリャンスク」:2008年近代化完了
K-18「カレリア」:2010年近代化完了
K-407「ノヴォモスコフスク」:2012年近代化完了予定
最終艦「ノヴォモスコフスク」の近代化完了で一巡するので、また1番艦「ヴェルホトゥリエ」から2周目の修理(寿命延長)が行なわれます。
上の記事によると、「ヴェルホトゥリエ」は今回の修理により、艦の寿命を3年半延長しているとの事です。
そして今年6月からは、昨年末の火災で損傷した2番艦「エカテリンブルグ」の修理が開始されます。
同艦の場合は寿命を5年間延長するようです。
「エカテリンブルグ」の修理完了は2014年の予定です。
『ロシア通信社ノーボスチ』動画ニュース
2012年3月24日18時20分配信
【原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」は修理を終え、軍楽隊の演奏で造船台を去った】
テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年3月24日18時30分配信
【セヴェロドヴィンスクの造船所で原子力潜水艦「ヴェルホトゥリエ」の近代化は完了した】
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