ロシア黒海艦隊の大型揚陸艦サラトフは地中海での任務を終えて黒海へ戻った

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年7月16日12時46分配信
【大型揚陸艦「サラトフ」は地中海から戻ってきた】
ロシア海軍作戦連合部隊の一員だったロシア連邦黒海艦隊の大型揚陸艦「サラトフ」は地中海から戻ってきた。
(ロシア)海軍総参謀部が伝えたように、「サラトフ」は地中海エリアを去り、黒海海峡ゾーンを無事に通過した。
地中海には、更に、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」、警備艦「スメトリーヴイ」、大型揚陸艦「アゾフ」、「ニコライ・フィリチェンコフ」、「ヤーマル」、「ノヴォチェルカッスク」、「カリーニングラード」が滞在している。
シリアのタルトゥース港では、浮揚工場(工作船)PM-56が任務を遂行している。
海軍連合部隊司令官はユーリー・ゼムスキー1等海佐が務めている。
地中海のロシア海軍作戦連合部隊の一員となっている大型揚陸艦は、定期的に黒海のロシア港へ寄港している。
特に、ノヴォロシースクへは物資補充のために。
1966年に就役した大型揚陸艦「サラトフ」は、約10ヶ月間のオーバーホールを終え、2014年2月中旬に復帰しました。
[大型揚陸艦サラトフは修理を終えて現役に復帰した]
その後、何度も黒海と地中海を往復しました。
今年5月12日にも、地中海から黒海へ戻っています。
(4月30日にボスポラス海峡を通過して地中海へ入り、5月12日にボスポラス海峡を通過して黒海へ入った)
『黒海ニュース』より
2014年5月12日17時15分配信
【大型揚陸艦「サラトフ」は次のシリア便の後、黒海へ入った】
その後、また地中海へ行き、7月中旬に黒海へ戻りました。

今回の記事によると、現在、地中海に展開しているロシア海軍の主要艦は以下の通りです。
ロシア海軍地中海作戦連合部隊(司令官ユーリー・ゼムスキー1等海佐)
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(旗艦、北方艦隊)
警備艦「スメトリーヴイ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「アゾフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ニコライ・フィリチェンコフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ヤーマル」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「カリーニングラード」(バルト艦隊)
浮揚工場(工作船)PM-56(黒海艦隊)
この他に各種支援船(給油船、曳船)が数隻滞在しており、更には、少なくとも1隻の偵察艦が行動しています。
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、7月10日から7月14日までマルタ島のヴァレッタ港へ寄港しています。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはマルタ島を訪れた]
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