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ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」2日目

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年7月18日12時35分配信
【ロシアとインドの船員は「インドラ-2014」で敵潜水艦を撃沈した】
ウラジオストク、7月18日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアインド艦船支隊は、合同海軍演習「インドラ-2014」の活動段階中に反応深海爆雷を使用して仮想敵潜水艦を破壊した。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチは、ロシア連邦東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフより伝えられた。

駆逐艦「ランヴィジャイ」、フリゲート「シヴァリク」、補給船「シャクティ」で構成されるインド海軍艦船支隊は、木曜日に日本海のピョートル大帝湾でスタートした演習へ参加する為、月曜日にウラジオストクへ到着した。
「インドラ」の主な目的は、海洋における合同活動への取り組みと、その改善である。
ロシアからは、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、大型揚陸艦「ペレスウェート」、支援船、海洋航空隊が演習へ関与する。

「ロシアとインドの乗組員は標準対潜手段を使用し、海域に滞在する敵潜水艦を発見し、反応深海爆雷を使用して、仮想敵を破壊する機会を逃しませんでした。
更には、ピョートル大帝湾で艦船支隊は、空中パラシュート目標への対空防衛砲射撃を行ないました。
それは、太平洋艦隊の対潜航空機Il-38により投下されました」
マルトフ
は話した。

彼によると、この後、連合支隊は主口径砲で特殊海上曳航標的を砲撃した。
更に両国の船員は救助活動を実施した。
「損傷した」船が救助され、艦隊の救助者は、水上の「遭難者」の役目を実行するマネキンを引き揚げた。

「この他の戦闘演習では、本日、ヘリコプターKa-27機上からロシア及びインドの艦船支隊の空中撮影が行なわれました。
日本海で今も続けられている演習には、双方から8隻の戦闘艦船、更には艦載ヘリコプターと海洋航空隊の航空機が参加しています」
マルトフ
は付け加えた。

土曜日に演習は完了し、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」艦上で結果が総括される。
インド海軍艦船支隊の送別式典が海上で開催される。

20世紀の1990年代、太平洋艦隊の艦船は、3度に渡りインドを訪れた。
2003年5月、インド西部及び東部沿岸において、ロシア-インド海軍の最初の2ヶ国間演習が実施された。
2005年以降、2ヶ国間の海上合同演習は「インドラ」と呼ばれるようになった。
2007年、インド海軍艦船支隊ウラジオストクを訪れ、訪問中に日本海合同対テロ演習「インドラ-2007」が成功裏に実施された。


ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」に参加するインド海軍艦船部隊は、7月14日にウラジオストクへ到着しました。
[インド海軍艦船部隊はウラジオストクへ入港した]

翌7月15日、ロシア太平洋艦隊旗艦「ワリャーグ」で演習の開始式典が開催されました。
[ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」の開始式典が開催された]

7月17日夕方、ロシア海軍及びインド海軍の演習参加艦船はウラジオストクを出港し、ピョートル大帝湾で実際の演習を開始しました。
[ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」の活動段階が始まる]

7月18日には対潜攻撃、対空・対艦砲撃、救助訓練が実施されました。
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