ボレイ級戦略原潜5番艦クニャージ・オレグはロシア海軍の日に起工された
本日(2014年7月27日)、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所でロシア海軍向けの新世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級5番艦「クニャージ・オレグ」が起工されました。

『イタルタス』より
2014年7月27日12時21分配信
【戦略ロケット艦「クニャージ・オレグ」はセヴマシュで起工された】
セヴェロドビンスク/アルハンゲリスク州/7月27日/イタルタス
次なる「ボレイ」シリーズの戦略原子力潜水艦「クニャージ・オレグ」は、海軍の日に国内最大の防衛造船所-「セヴマシュ」で起工された。
イタルタス特派員は報告した。
これは、プロジェクト「ボレイ」により建造される5隻目の戦略ロケット艦であり、近代化されたプロジェクト955Aの最初の生産艦となる。
潜水艦は「クニャージ・オレグ」と命名された。
近代化された「ボレイ-A」には、より現代的な機器が装備されており、隠密性及び他の能力は大幅に改善されている。
戦略原子力ロケット艦「ボレイ」級は、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)により設計された。
その主要兵装は、16基の新たな大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」である。
戦略ロケット艦「ボレイ」級は、今後10年間で「あらゆる侵略者に対する」信頼できる核抑止力を作成し、ロシア海軍グループの基礎となる。
ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは表明した。
「戦略ロケット艦ボレイと多用途潜水艦プロジェクト"ヤーセン"は、今の海軍の基礎グループを更新する計画であります。
我々は、世界のあらゆる所に存在し、あらゆる侵略者の情熱を冷まさせる為の潜在的な核の存在を見るでしょう」
ロゴージンは話した。
彼によると、現代の諸外国の状況では「ロシアが(外国に)勝る力のみにより護る事が出来ます」
次に、5隻目の「ボレイ」「クニャージ・オレグ」の起工式典に参加したロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは、海軍の日の造船所と船員を祝福した。
「ボレイ」と「ヤーセン」の建造プログラムにおいて、資金調達は確実に計画通りに実行されており、その事に疑いは無い。
「艦の形状や特性を決定する基本文書は、長期造船プログラムにより承認されました」
ボリソフは強調した。
プロジェクト「ボレイ」のトップ潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年に、続いて2013年には「ボレイ」型の最初の生産艦「アレクサンドル・ネフスキー」が海軍へ軍備採用された。
2014年には同タイプの「ウラジーミル・モノマーフ」の軍備採用が予定されている。
現在、4隻目のロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」が建造されている。
[プロジェクト「ヤーセン」]
ロシア連邦国防省は、「ヤーセン」級多用途原子力潜水艦は7隻が納入される事を確認した。
原子力ロケット艦「クニャージ・オレグ」起工式典でロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは記者団に伝えた。
「2020年までに7隻(ヤーセン)、合計で16隻」
戦略原子力ロケット艦「ボレイ」級の起工式典に参加したボリソフは話した。
彼は、海軍が2020年までに8隻の「ボレイ」を受領しなければならない事を付け加えた。
以前、第2の多用途原子力潜水艦「カザン」(プロジェクト885M「ヤーセン-M」)は2017年に納入されると伝えられた。
同プロジェクトのトップ艦(セヴェロドヴィンスク)は2014年6月17日に海軍へ引き渡された。
第2の「ヤーセン」-潜水艦「カザン」は、近代化されたプロジェクト885Mとして2009年に起工された。
第3の艦-「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工された。
このクラスの4隻目の原子力潜水艦は「クラスノヤルスク」と命名され、7月27日に起工される。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
プロジェクト955「ボレイ」級1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
「ボレイ」級2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2013年9月から2014年7月末まで洋上試験が行なわれました。
2014年12月10日にはロシア海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ配備される予定です。
[最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは2014年12月10日にロシア海軍へ納入される]
「ボレイ」級4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]
「ボレイ」級5番艦及び6番艦の建造準備作業は2012年から開始されています。
[既に6隻の新世代戦略原潜ボレイ級が建造されている]
そして、「ボレイ」級5番艦(改「ボレイ」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、「海軍の日」当日の2014年7月27日に起工されました。
[ロシア海軍のボレイ級戦略原潜5番艦はクニャージ・オレグと命名される]
[ロシア海軍新世代原潜ボレイ級5番艦とヤーセン級4番艦は2014年7月27日の「ロシア海軍の日」に合わせて起工される]
テレビ局『ズヴェズダー』(動画ニュース)より
2014年7月27日15時00分配信
【ロシア連邦海軍の日にセヴェロドヴィンスクで2隻の原子力潜水艦が起工された】

『イタルタス』より
2014年7月27日12時21分配信
【戦略ロケット艦「クニャージ・オレグ」はセヴマシュで起工された】
セヴェロドビンスク/アルハンゲリスク州/7月27日/イタルタス
次なる「ボレイ」シリーズの戦略原子力潜水艦「クニャージ・オレグ」は、海軍の日に国内最大の防衛造船所-「セヴマシュ」で起工された。
イタルタス特派員は報告した。
これは、プロジェクト「ボレイ」により建造される5隻目の戦略ロケット艦であり、近代化されたプロジェクト955Aの最初の生産艦となる。
潜水艦は「クニャージ・オレグ」と命名された。
近代化された「ボレイ-A」には、より現代的な機器が装備されており、隠密性及び他の能力は大幅に改善されている。
戦略原子力ロケット艦「ボレイ」級は、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)により設計された。
その主要兵装は、16基の新たな大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」である。
戦略ロケット艦「ボレイ」級は、今後10年間で「あらゆる侵略者に対する」信頼できる核抑止力を作成し、ロシア海軍グループの基礎となる。
ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは表明した。
「戦略ロケット艦ボレイと多用途潜水艦プロジェクト"ヤーセン"は、今の海軍の基礎グループを更新する計画であります。
我々は、世界のあらゆる所に存在し、あらゆる侵略者の情熱を冷まさせる為の潜在的な核の存在を見るでしょう」
ロゴージンは話した。
彼によると、現代の諸外国の状況では「ロシアが(外国に)勝る力のみにより護る事が出来ます」
次に、5隻目の「ボレイ」「クニャージ・オレグ」の起工式典に参加したロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは、海軍の日の造船所と船員を祝福した。
「ボレイ」と「ヤーセン」の建造プログラムにおいて、資金調達は確実に計画通りに実行されており、その事に疑いは無い。
「艦の形状や特性を決定する基本文書は、長期造船プログラムにより承認されました」
ボリソフは強調した。
プロジェクト「ボレイ」のトップ潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」は2012年に、続いて2013年には「ボレイ」型の最初の生産艦「アレクサンドル・ネフスキー」が海軍へ軍備採用された。
2014年には同タイプの「ウラジーミル・モノマーフ」の軍備採用が予定されている。
現在、4隻目のロケット艦「クニャージ・ウラジーミル」が建造されている。
[プロジェクト「ヤーセン」]
ロシア連邦国防省は、「ヤーセン」級多用途原子力潜水艦は7隻が納入される事を確認した。
原子力ロケット艦「クニャージ・オレグ」起工式典でロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは記者団に伝えた。
「2020年までに7隻(ヤーセン)、合計で16隻」
戦略原子力ロケット艦「ボレイ」級の起工式典に参加したボリソフは話した。
彼は、海軍が2020年までに8隻の「ボレイ」を受領しなければならない事を付け加えた。
以前、第2の多用途原子力潜水艦「カザン」(プロジェクト885M「ヤーセン-M」)は2017年に納入されると伝えられた。
同プロジェクトのトップ艦(セヴェロドヴィンスク)は2014年6月17日に海軍へ引き渡された。
第2の「ヤーセン」-潜水艦「カザン」は、近代化されたプロジェクト885Mとして2009年に起工された。
第3の艦-「ノヴォシビルスク」は2013年7月26日に起工された。
このクラスの4隻目の原子力潜水艦は「クラスノヤルスク」と命名され、7月27日に起工される。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]
プロジェクト955「ボレイ」級1番艦K-535「ユーリー・ドルゴルーキー」は、1996年11月2日に起工、2007年4月15日に進水、2012年12月29日に竣工、2013年1月10日に就役し、北方艦隊第31潜水艦師団に編入されました。
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーはロシア海軍へ就役した]
[新世代戦略原潜ユーリー・ドルゴルーキーは北方艦隊第31潜水艦師団へ編入された]
「ボレイ」級2番艦K-550「アレクサンドル・ネフスキー」は、2004年3月19日に起工、2010年12月6日に進水、2013年12月23日にロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊第25潜水艦師団へ編入されました。
[ボレイ級戦略原潜2番艦アレクサンドル・ネフスキーはロシア海軍へ就役し、太平洋艦隊へ編入された]
「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2013年9月から2014年7月末まで洋上試験が行なわれました。
2014年12月10日にはロシア海軍へ引き渡され、太平洋艦隊へ配備される予定です。
[最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは2014年12月10日にロシア海軍へ納入される]
「ボレイ」級4番艦「クニャージ・ウラジーミル」からは改良型のプロジェクト955A「ボレイ-A」となり、2012年7月30日に起工されました。
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミル起工]
[改ボレイ級戦略原潜クニャージ・ウラジーミルの船体が形成された]
「ボレイ」級5番艦及び6番艦の建造準備作業は2012年から開始されています。
[既に6隻の新世代戦略原潜ボレイ級が建造されている]
そして、「ボレイ」級5番艦(改「ボレイ」級としては2隻目)「クニャージ・オレグ」は、「海軍の日」当日の2014年7月27日に起工されました。
[ロシア海軍のボレイ級戦略原潜5番艦はクニャージ・オレグと命名される]
[ロシア海軍新世代原潜ボレイ級5番艦とヤーセン級4番艦は2014年7月27日の「ロシア海軍の日」に合わせて起工される]
テレビ局『ズヴェズダー』(動画ニュース)より
2014年7月27日15時00分配信
【ロシア連邦海軍の日にセヴェロドヴィンスクで2隻の原子力潜水艦が起工された】
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