ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海で戦闘訓練を行なう

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年7月28日15時13分配信
【北方艦隊の原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は白海の射爆場へ移動する】
本日、最新のプロジェクト885「ヤーセン」多用途原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を去り、白海の戦闘訓練射爆場へ針路を取った。
セヴェロモルスク泊地において、「セヴェロドヴィンスク」は初めて北方艦隊の戦闘艦の隊列に立ち、ロシア海軍の日の為に捧げられる海洋パレードへ関わった。
白海エリアへの移動後、原子力潜水艦の乗組員は、戦闘当直へ就く前の一連の計画戦闘訓練任務を遂行する。
原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は防衛造船所「セヴマシュ」で1993年に起工、2010年に進水し、2013年12月に試験運用で採用された。
2014年6月17日、プロジェクト「ヤーセン」のトップ原子力潜水艦はロシア海軍の一員として受け入れられた。
多用途原子力潜水艦「ヤーセン」は音響フィールド水準が低下した第4世代艦である。
それは、地上、水上、水中の目標の破壊を意図している。
これらの潜水艦の兵装は、超音速有翼ミサイルと汎用深海誘導魚雷である。
[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]
2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
「セヴェロドヴィンスク」は試験運用を完了させる為、7月初頭に出航すると発表されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2014年7月初頭に出航する]
7月3日、艦内システムの点検の為、セヴェロドヴィンスク市から出航しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは出航した]
7月18日、セヴェロドヴィンスクの白海海軍基地へ帰港しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海海軍基地へ戻った]
その後、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ移動し、7月27日の「ロシア海軍の日」を祝いました。
そして7月28日にセヴェロモルスクを去り、白海の洋上訓練場へ向かいました。

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