ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはマルタ訪問を終えて地中海東部へ向かった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年7月29日11時34分配信
【軍艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は東地中海へ向かった】
ムルマンスク、7月29日-ロシア通信社ノーボスチ
北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は地中海東部海域への移動を開始した。
同海域に常時存在し活動するロシア艦船作戦連合部隊の一員としての任務遂行を継続する為に。
艦隊の代理人ワジム・セルガは発表した。
以前、3ヶ月以上に渡り遠距離航海任務を遂行している北方艦隊の大型対潜艦の乗組員は、マルタのヴァレッタ港への業務寄港を完了した。
マルタへの訪問は、外国の港への5回目の寄港となる。
以前、「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」はセウタ港(スペイン)、ヴァレッタ港(マルタ)、リマソール港(キプロス共和国)へは2回寄港した。
ヴァレッタ港への停泊中、北方艦隊船員はロシア海軍の日を迎えた。
「集会へ参加する為、乗員はヘリコプター甲板へ集合しました。
集会では、定期の軍事階級を軍人へ付与する艦長からの命令書が読み上げられ、軍人たちには表彰状が授与されました」
セルガは伝えた。
北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」の遠距離航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクを去った2014年4月15日に始まった。
この遠距離航海中に大型対潜艦は既にに約10,000海里を航行した。
北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、2014年4月15日にセヴェロモルスク基地を出港し、地中海へ向かいました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは地中海へ向かった]
地中海には北方艦隊所属艦船が長期に渡り滞在しており、交代の為に「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」が派遣されることになりました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-)]
[空母アドミラル・クズネツォフ第5次地中海遠征(2013年12月-)]
4月28日、地中海へ入り、スペインのセウタ港へ寄港しました。
[ロシア北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはスペインのセウタ港を訪れた]
5月6日、ロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)の旗艦任務を大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(2013年12月17日出港)から引き継ぎました。
[北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはロシア海軍地中海作戦連合部隊を率いる]
その後も地中海東部に滞在し、5月26日にキプロスのリマソール港へ寄港しました。
[北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはキプロスを訪れた]
6月16日にもリマソール港へ寄港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年6月16日20時01分配信
【北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」はリマソール港(キプロス)への業務寄港を行なう】
7月10日から7月14日まで地中海中部のマルタ島を訪れました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはマルタ島を訪れた]
7月24日にもマルタ島を訪れています。

そして7月29日にマルタを出港し、地中海東部へ向かいました。

「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は、当分の間は地中海へ留まるようです。
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