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ロシア海軍のミストラル級の為の艦載ヘリコプターKa-52Kは折り畳みブレードを有し、防錆処理が施される

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『アルムス-タス』より
2014年8月4日12時09分配信
【「ミストラル」の為のヘリコプターKa-52Kは折り畳みブレードと片持ち翼を装備し、安定した防錆処理を得る】
モスクワ、8月4日(アルムス-タス)

ホールディングス「ロシアン・ヘリコプターズ」(統一産業営団「オボロンプロム」、国営企業「ロステフ」に含まれている)は、
本日(8月4日)にアラビノ郊外で開会した「ロシア連邦国防省の刷新の日」展示会において、軍用ヘリコプターの量産機及び将来モデルを提示した。

特に、「刷新の日」では、艦上配置打撃ヘリコプターKa-52Kの作成プログラムのデモンストレーションが行なわれた。

「アルムス-タス」が展示会でホールディングスの代理人より伝えられた所によると、艦載機Ka-52Kは、偵察打撃ヘリコプターKa-52「アリガートル」をベースとしてロシア海軍の為に開発されている。
これは、汎用揚陸艦「ミストラル」型へ配置する為に意図されている。
この目的の為、K-52Kは折り畳みブレードと片持ち翼の装備が計画されている。
加えてヘリコプターは安定した防錆処理を得る。
Ka-52Kの一連の他のシステムも、海軍での使用に適合していると「ロシアン・ヘリコプターズ」の代理人は伝えた。

既に報じられているように、ロシアヘリコプター業界は、ロシアの為にフランスで建造される汎用揚陸艦「ミストラル」型の為の艦載打撃ヘリコプターKa-52Kの集団を製造する為の発注を受けている。
発注の履行者は、沿海地方に位置するアルセーニエフ航空機会社N.I.サズーキン記念「プログレス」(ホールディングス「ロシアン・ヘリコプターズ」へ加入している)となる。
「プログレス」は、32機のヘリコプターを製造する。
それは2隻の汎用揚陸艦に配置され、1艦当たり16機となる。


[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]

【アルセーニエフ航空機会社N.I.サズーキン記念「プログレス」公式サイト】

同社は、ロシア空軍向けの打撃ヘリコプターKa-52を製造していますが、これに続き、ロシア海軍の為の艦載ヘリコプターKa-52Kの製造も受注する事になりました。

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[ロシア海軍のミストラル級の為の艦載ヘリコプターKa-52Kが生産される]

Ka-52Kは計32機が製造され、2隻のヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」「セヴァストーポリ」へ配備されます。

既に、ヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」の艦載機搭乗員の中核となる海軍航空隊の士官は、研修の為にフランスサンナゼールへ到着しています。
[ロシア海軍向けミストラル級の艦載機搭乗員は研修の為にフランスへ到着した]

「ウラジオストク」は、2014年8月初頭からロシア海軍将兵による操作訓練を開始します。
[ロシア海軍将兵は2014年8月初頭からミストラル級の実地操作訓練を開始する]

「ウラジオストク」は、2014年10月末にフランスからロシアへ引き渡され、その後、ロシアの造船所で兵装取付などの最終艤装を行ない完成します。
完成後(2015年後半頃)、極東へ回航され、太平洋艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍のミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦(強襲揚陸艦)ウラジオストクは就役から1年間は集中運用される]
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