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アメリカとブリテンの原潜はロシア近海に常時展開している

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『イタルタス』より
2014年8月12日16時09分配信
【(ロシア)海軍:アメリカ合衆国及びグレートブリテンの原子力潜水艦は常時バレンツ海に居る】
モスクワ、8月12日/イタルタス

アメリカ合衆国海軍及びグレートブリテン海軍多目的原子力潜水艦「実際にバレンツ海エリアで常時戦闘勤務に就いている」
イタルタスは、ロシア海軍総参謀部の高位の情報提供者より伝えられた。
彼は、ロシア水上境界線から外国の多目的原子力潜水艦が退去した事件についてコメントした。

「アメリカおよびブリテンの多目的原子力潜水艦はバレンツ海に入っており、北方艦隊潜水艦部隊の主力及び沿岸の軍用施設の偵察の実施を試みております。
彼等は、ロシアの領海である12海里の海洋ゾーンの外に留まっています。
このいわゆる公海においては、潜水艦を含めて外国の艦が滞在する事に法的な禁止事項は存在しておりません」

対談者は話した。

彼によると、太平洋ロシア沿岸付近でもアメリカの多目的原子力潜水艦は実際に「常時」活動している。

「太平洋においてアメリカの原子力潜水艦は、主としてオホーツク海へ入っています-稀にはベーリング海へも。
彼等は明らかにカムチャツカの太平洋艦隊主要潜水艦基地ヴィリュチンスクでの活動をトレースしようとしております」

情報提供者は指摘した。
「フランスの原子力潜水艦は、我々の海へは入っておりません。私達は記録しておりません」
彼は付け加えた。

対談者は、アメリカブリテン戦略用途原子力潜水艦ロシア沿岸には出現していない事を明らかにした。

8月9日、ロシア海軍総参謀部は、8月7日に北方艦隊の部隊が、アメリカ「ヴァージニア」型潜水艦と見られる外国の潜水艦を発見し、「追い出した」と伝えた。
探索と追尾の為、艦艇グループ対潜航空機が派遣された。
潜水艦との接触は、約27分間に渡って続けられた。
海軍総参謀部が指摘したように「これは、最近にバレンツ海において外国の潜水艦が発見された唯一の事例ではありません」


2014年8月7日、バレンツ海で演習中のロシア北方艦隊対潜部隊アメリカ原潜を発見し、追跡しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海でアメリカ原潜を追跡した]

この件に関し、ロシア海軍の高官は、アメリカブリテン原潜は常にバレンツ海付近で行動していることを明らかにしました。
更には、アメリカ原潜オホーツク海でも行動している事も。

バレンツ海方面には、ロシア北方艦隊原潜基地が複数あります。

ガジエヴォ
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ザオゼルスク
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アラ・グバ

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カムチャツカには、ロシア太平洋艦隊原潜基地ヴィリュチンスクが在ります。
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アメリカ(とブリテン)の原潜は、これらの基地の動向を監視しているようです。
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