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ヤポーニヤの潜水艦は定期的にラ・ペルーズ海峡へ現れる

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『イタルタス』より
2014年8月21日11時13分配信
【ロシア連邦軍参謀本部:ラ・ペルーズ海峡にヤポーニヤの潜水艦が出現するのは何時ものケースである】
モスクワ、8月21日/イタルタス

8月20日水曜日、ラ・ペルーズ海峡太平洋艦隊対潜部隊に発見されたヤポーニヤの潜水艦は、国際法規には違反しておらず、ロシア海洋境界線を越える事も無かった。
水上境界線から追い出される事の無い海峡への出現は、何時ものケースである。
イタルタスは、ロシア参謀本部の情報提供者より伝えられた。

彼は、前日に太平洋艦隊対潜部隊が、ヤポンスキー海の水上境界線上におけるヤポーニヤディーゼルエレクトリック潜水艦「オヤシオ」の偵察行動を阻止したというメディアの報道についてコメントした。

「この地域の地図を見る限り、ヤポーニヤの潜水艦が居た所は、彼らの沿岸から、そして我々の沿岸から同じ距離です。
ラ・ペルーズ海峡には、定期的にトーキョーの潜水艦が来ているのですが、それは昨日まではメディアの高い関心を引き起こす事は有りませんでした」

対談者は指摘した。

彼は、ヤポンスキー海北部における偵察活動は、トーキョー側のルーチン活動であり、それはモスクワ側オホーツク海南部で行なっている事と同じであることを強調した。

「より正確に言えば、水上境界線からは誰も追い出されていません。
それは何時もの練習です:水中音響複合体から潜水艦へ信号を送り、それを探知し、その後、彼等は沿岸から退去します。
我々の潜水艦の行動も、同様です」

情報提供者は説明した。

ヤポーニヤの潜水艦は、この2週間でロシア海軍により水上境界線で発見され。メディアで報じられた第2の外国潜水艦となった。
8月7日、バレンツ海において、アメリカ多目的原子力潜水艦「ヴァージニア」型と見られる潜水艦が発見された。


ロシアの商業紙『コメルサント』は、8月20日にロシア太平洋艦隊の対潜部隊が、ラ・ペルーズ海峡北部でロシア海軍の動向を偵察していたヤポーニヤの潜水艦「オヤシオ」型を発見し、退去させたと報じました。
2014年8月21日0時0分配信
【潜水艦が退去した事が明らかにされた】

『ロシアの声』より
2014年8月21日9時27分配信
【太平洋艦隊、日本の潜水艦の諜報活動を阻止】

この件について『イタルタス』ロシア連邦軍参謀本部に問い合わせた所、今回の記事のような回答が有ったという事です。

今回の件は特別な出来事でも何でもなく、いつもの事であると。


記事中で触れられていますが、2014年8月7日、バレンツ海で演習中のロシア北方艦隊対潜部隊アメリカ原潜を発見し、追跡しました。
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海でアメリカ原潜を追跡した]

この件に関し、ロシア海軍の高官は、アメリカブリテン原潜は常にバレンツ海付近で行動していることを明らかにしました。
更には、アメリカ原潜オホーツク海でも行動している事も。
[アメリカとブリテンの原潜はロシア近海に常時展開している]
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