重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2014年10月にドック入りする


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年8月25日14時14分配信
【原子力巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」のドック入りは10月に延期された】
「セヴマシュ」の主導で修理及び近代化される重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」のドック入りは10月中旬に延期される。
当初の計画では、この操作は夏に実施される事になっていた。
既にドック入りの日は9月25日に延期されているが、今、それは更に2週間延期された。
『中央海軍ポータル』は情況に精通している情報提供者より伝えられた。
巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の修復作業は2014年初頭に始まった。
貯水池へ艦を入れる為、「セヴマシュ」は4基のポンツーン・ブロックを建設した。
それは航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」をドックへ設置する為に使用されたものである。
これは、艦を水中工事用潜函の敷居を越えて移動する事を保障し、同社ドックの固定台へ設置する為に設計された。
修復は2018年まで続く予定であり、その後、「アドミラル・ナヒーモフ」は北方艦隊の戦闘編制へ加わる。
その後に、同型の重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の修理及び近代化の開始が計画されている。
プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為の契約は、2013年5月にロシア連邦国防省と「セヴマシュ」造船所との間で締結されました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化は、船体と機関以外は殆ど入れ替えるという大規模なものであり、既存の各種機器の撤去作業が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍へ復帰する]
[原子力巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの搭載機器が撤去される]
現用兵器の撤去後、新型のミサイル兵器(有翼ミサイル「カリブル」と高射ミサイル「ポリメント-リドゥート」)が装備されます。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはカリブルとポリメント・リドゥートを装備する]
[近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは80発の有翼ミサイルを搭載する]
現在、本格的な近代化改装作業を行なう為、セヴマシュ造船所の貯水池(屋外特設船台)への入渠準備を進めています。


[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはドック入りの準備を進めている]
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは航空母艦ヴィクラマーディティヤの経験を基に近代化される]
貯水池へ入渠する為、「セヴマシュ」では特別なポンツーンが製造されました。

「アドミラル・ナヒーモフ」は、この特殊ポンツーンに載せられて「セヴマシュ」の貯水池(屋外ドック)へ入渠します。
ドック入りは、元々は2014年夏に予定されていました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2014年夏にドック入りする]
しかし、今回の記事に有るように、ドック入りは2014年10月中旬に延期される事になったようです。
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