ロシア-中国海軍合同演習・続報
2012年4月下旬、ロシア海軍と中国海軍は黄海で合同演習を行ないます。
[ロシア・中国海軍合同演習は4月に黄海で実施される]
その続報。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より。
【メディア:ロシアと中国は合同海軍演習を実施する】
2012年3月28日
ロシアと中国は、4月下旬に合同海軍演習を実施する。
中華人民共和国の新聞『人民日報』は、ロシア海軍総参謀長代理レオニード・スハーノフ少将の発言を引用して報じた。
「この演習の主な目的の一つは、両国の排他的経済水域(EEZ)の保護である」
『インタファクス』は報じた。
同紙によると、ロシア海軍太平洋艦隊は、今回の演習で親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」に率いられる10隻以上の戦闘艦艇を参加の為に派遣する。
合同演習はウラジオストクで開始され、最終目的地は中国海軍基地チンタオ(青島)になる。
演習の主要舞台は黄海になる。
「合同海軍演習は、両国首脳の戦略的パートナーシップ原則の枠内で行なわれます。
兵器システムの試験と支援、保護のみならず、両国海軍司令部の戦闘管理もチェックされます。
両国の軍人は手順に従い、最新の海洋戦争における水上及び水中の戦術技量を仕上げ、戦闘システムと自動管理戦闘システムの互換性を点検します」
『人民日報』は、レオニード・スハーノフの発言を総括した。
海軍少将によると「両国軍は、排他的経済水域における武力紛争防止に関する訓練を実施します」
中国・ロシア間で初の合同海軍演習は、2005年8月25日に実施された。
両国からは、それぞれ1機の艦載ヘリコプターと3隻の駆逐艦が参加した。
演習条件は「哨戒海域に近づいて来る敵艦艇を対潜魚雷と反応爆弾で攻撃」であった。
というわけで、4月下旬に実施されるロシア-中国海軍合同演習には、ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」を筆頭とする10隻程度の艦艇がロシア連邦海軍側から参加するとの事です。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(2012年3月12日)

更に、今回のロシア-中国海軍合同演習はロシア沿海地方(プリモルスキー・クライ)ウラジオストク沖でスタートするとの事ですから、まず最初に、合同演習に参加する中華人民共和国人民解放軍海軍艦艇はウラジオストク沖まで行かなければなりません。
当然、その為にはツシマ海峡を通過する必要があります。

そして、その後に、合同演習に参加するロシア及び中国海軍艦艇はツシマ海峡を通過し、中華人民共和国の青島(山東省)まで行く事になります。
[ロシア・中国海軍合同演習は4月に黄海で実施される]
その続報。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より。
【メディア:ロシアと中国は合同海軍演習を実施する】
2012年3月28日
ロシアと中国は、4月下旬に合同海軍演習を実施する。
中華人民共和国の新聞『人民日報』は、ロシア海軍総参謀長代理レオニード・スハーノフ少将の発言を引用して報じた。
「この演習の主な目的の一つは、両国の排他的経済水域(EEZ)の保護である」
『インタファクス』は報じた。
同紙によると、ロシア海軍太平洋艦隊は、今回の演習で親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」に率いられる10隻以上の戦闘艦艇を参加の為に派遣する。
合同演習はウラジオストクで開始され、最終目的地は中国海軍基地チンタオ(青島)になる。
演習の主要舞台は黄海になる。
「合同海軍演習は、両国首脳の戦略的パートナーシップ原則の枠内で行なわれます。
兵器システムの試験と支援、保護のみならず、両国海軍司令部の戦闘管理もチェックされます。
両国の軍人は手順に従い、最新の海洋戦争における水上及び水中の戦術技量を仕上げ、戦闘システムと自動管理戦闘システムの互換性を点検します」
『人民日報』は、レオニード・スハーノフの発言を総括した。
海軍少将によると「両国軍は、排他的経済水域における武力紛争防止に関する訓練を実施します」
中国・ロシア間で初の合同海軍演習は、2005年8月25日に実施された。
両国からは、それぞれ1機の艦載ヘリコプターと3隻の駆逐艦が参加した。
演習条件は「哨戒海域に近づいて来る敵艦艇を対潜魚雷と反応爆弾で攻撃」であった。
というわけで、4月下旬に実施されるロシア-中国海軍合同演習には、ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」を筆頭とする10隻程度の艦艇がロシア連邦海軍側から参加するとの事です。
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(2012年3月12日)

更に、今回のロシア-中国海軍合同演習はロシア沿海地方(プリモルスキー・クライ)ウラジオストク沖でスタートするとの事ですから、まず最初に、合同演習に参加する中華人民共和国人民解放軍海軍艦艇はウラジオストク沖まで行かなければなりません。
当然、その為にはツシマ海峡を通過する必要があります。

そして、その後に、合同演習に参加するロシア及び中国海軍艦艇はツシマ海峡を通過し、中華人民共和国の青島(山東省)まで行く事になります。
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