バルト艦隊の警備艦ヤロスラフ・ムードルイはアデン湾で海賊対処任務に就く

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2014年9月5日11時57分配信
【バルト艦隊の艦船はアデン湾で対海賊当直を開始した】
本日(9月5日)、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」と給油船「コラ」で構成されるバルト艦隊艦船支隊はアデン湾へ入った。
「ヤロスラフ・ムードルイ」は、民間船舶航行の安全を保障する任務を遂行する。
艦上には、艦隊の海軍歩兵部隊が乗っており、海賊対処の経験を踏まえた準備が成されている。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2014年8月9日にバルト艦隊主要海軍基地バルチースクを去った。
航海中に同艦は5000海里以上を航行し、地中海のアフリカ沿岸のスペインの飛び地のセウタ港とマルタのヴァレッタ港を訪問した。
「ヤロスラフ・ムードルイ」の前に対海賊任務を遂行したバルト艦隊の戦闘艦である警備艦「ネウストラシムイ」は、アフリカの角海域へ3度の遠距離航海を行なっている-2008年、2010年、そして2013年に。
警備艦「ネウストラシムイ」は、ソマリア地域でロシア及び外国の船舶の航行の安全を保障する為に(アデン湾へ)向かったロシア海軍で最初の艦である。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(賢公ヤロスラフ)は、2014年8月9日にバルチースクを出港しました。
[バルト艦隊のフリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海へ向かった]
8月24日にマルタのヴァレッタ港へ寄港し、2日間滞在しました。
(ロシア国防省発表によると、その前にスペインのセウタ港へ寄港)
マルタを出た後、海賊対処任務に就く為、アデン湾へ向かう事が明らかにされました。
[バルト艦隊のフリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は海賊対処任務の為にアデン湾へ行く]
9月1日、バルト艦隊の中型海洋給油船「コラ」と合流しました。
[アデン湾へ向かうロシア海軍フリゲート「賢公ヤロスラフ」は補給船と合流した]
そして9月5日、アデン湾へ到着しました。
「ヤロスラフ・ムードルイ」がアデン湾海賊対処任務に就くのは、今回が初めてになりますが、同型艦の警備艦「ネウストラシムイ」は、3度に渡りアデン湾へ派遣されています。
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