ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは駐留基地ザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(北方艦隊)広報サービス発表
2014年9月12日13時33分配信
【原子力潜水艦「セベヴェロドヴィンスク」 は白海における戦闘訓練任務を成功裏に完了した後、常時駐留地へ戻る】

最新多目的原子力潜水艦「セベヴェロドヴィンスク」 は白海における複合戦闘訓練任務の遂行を完了し、バレンツ海へ針路を取った後、ムルマンスク州の常時駐留地へ戻る。

原子力潜水艦の乗組員の戦闘訓練の主要段階の1つである原子力潜水艦「セベヴェロドヴィンスク」のミサイル発射成功は、白海エリアにおける艦の試験運用の枠組において実施された。

ミサイル発射に加え、セルゲイ・ミチャーエフ1等海佐が指揮する原子力潜水艦の乗組員は、更に他の複合戦闘訓練任務へ取り組み、その成功裏の実施により、新たな艦と、その兵装の高い効率性が確認された。

数日間に渡る基地間移動の完了後、乗組員は常時駐留地へ滞在し、計画戦闘訓練任務の遂行を続け、これに先行してバレンツ海エリアにおいて戦闘当直に就く。

「セヴェロドヴィンスク」の乗組員は、第2世代及び第3世代潜水艦での勤務を経た潜水艦乗りにより、2005年に形成された。
水中巡洋艦の工場試験及び国家試験の間に、原子力潜水艦の乗組員は約300日間を海上で過ごした。

多目的原子力潜水艦「セベヴェロドヴィンスク」は、原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」のトップである。
同艦は1993年に起工され、2010年6月15日に進水した。
2014年6月17日、潜水艦の海軍旗掲揚式典が開催された。
2014年7月27日、ロシア海軍の日を祝う海軍パレードにおいて、潜水艦は初めて北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市の停泊地の戦闘艦の列に並んだ。

多目的原子力潜水艦「ヤーセン」は、音響フィールドの水準が低下した第4世代艦である。
それは、地上、水上、水中の物体を破壊する為に意図されている。
これらの潜水艦の兵装には、超音速有翼ミサイルと汎用深海誘導魚雷が在る。

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[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中ロケット巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する]

「セヴェロドヴィンスク」は試験運用を完了させる為、7月初頭に出航すると発表されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2014年7月初頭に出航する]

7月3日、艦内システムの点検の為、セヴェロドヴィンスク市から出航しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは出航した]

7月18日、セヴェロドヴィンスクの白海海軍基地へ帰港しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海海軍基地へ戻った]

その後、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ移動し、7月27日の「ロシア海軍の日」の祝賀行事に参加しました。

7月28日にセヴェロモルスクを去り、白海の洋上訓練場へ向かいました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海で戦闘訓練を行なう]

7月31日、セヴェロドヴィンスク市の白海海軍基地へ戻りました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ戻った]

8月初頭にも短期間出航し、8月8日に白海海軍基地へ戻っています。

8月30日、原潜「ドミトリー・ドンスコイ」と共に白海海軍基地を出航しました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイと共に出航した]

この時、白海でミサイルを発射しました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはミサイルを発射した]

そして「セヴェロドヴィンスク」は白海を去り、常駐基地となるザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かいました。
つまり、「セヴェロドヴィンスク」は実戦配備されるという事です。


ザーパドナヤ・リツァ基地