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ロシア太平洋艦隊主力部隊はオホーツク海で「抜き打ち演習」に参加した

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『ロシア通信社ノーボスチより
2014年9月16日2時41分配信
【太平洋艦隊の艦はオホーツク海で機動演習に取り組んだ】
モスクワ、9月16日-ロシア通信社ノーボスチ

巡洋艦「ワリャーグ」が率いる太平洋艦隊の艦は、東方軍管区部隊の戦闘準備状況の抜き打ち点検の枠組において、オホーツク海エリアで機動演習の要素に取り組んだ。
火曜日の夜、ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部は発表した。

木曜日、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは、東方軍管区部隊の戦闘準備状況の抜き打ち点検の実施をロシア連邦国防省へ命じた。
セルゲイ・ショイグ国防相は、モスクワ時間で木曜日(9月11日)10時00分、東方軍管区の部隊と軍が完全な戦闘準備態勢に在るとプーチンへ報告した。
点検は9月11日から実施され、9月18日まで続けられる。

「親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフ、アドミラル・ヴィノグラードフで構成される太平洋艦隊艦船戦術打撃グループは、小型対潜艦から成る2つの艦艇捜索打撃グループと連携し、オホーツク海エリア及びアヴァチンスキー湾(カムチャッカ)で合同演習を実施しました」
国防省
の声明では、こう述べられた。

軍当局が説明したように、艦船は機動演習及び隊形変更指示、海上の大規模グループの組織的対空防衛といった要素へ合同で取り組んだ。

「抜き打ちで実施されたこの演習には、合計で、艦上対潜航空隊のサポートで行動する約10隻の様々なクラスの戦闘艦が参加しました」
国防省
は指摘した。

東方軍管区は、ザバイカル及び極東の軍を統合し、司令部はハバロフスクに在る。
以前に報じられたように、部隊の戦闘準備状態の点検には、総計で約10万名の軍人が関与している。


ロシア連邦軍東方軍管区「抜き打ち演習」は、9月11日より始まりました。
『ロシア通信社ノーボスチより
【東方軍管区部隊の戦闘準備状態の抜き打ち検査】

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「抜き打ち演習」が開始される20日以上前の8月20日の朝と夕方、ロシア太平洋艦隊の水上戦闘艦及び支援船10隻がラ・ペルーズ海峡を東進しました。

『ヤポーニヤ防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2014年8月21日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

通過したのは、この10隻です。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)、「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572)
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350)、「ホルムスク」(369)
中型海洋給油船「イリム」
救助曳船「カラール」
戦隊水雷艇「ブイストルイ」(715)
小型対潜艦「MPK-82」(332)、「MPK-107」(375)



今回の記事で名前が出てくる親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」も、この時に海峡を通過しています。
その後、これらの艦はカムチャツカ方面に居たようです。

そして、今回の「抜き打ち演習」へ参加しました。

記事中に名前は出ていませんが、他の艦船(小型対潜艦など)も今回の演習に参加したようです。
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