バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」のリドゥ―ト艦対空ミサイルは対艦ミサイルを撃墜した

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年9月18日13時47分配信
【ロシア連邦のコルベット「ソーブラジテルヌイ」は仮想敵のミサイルを撃破した】
モスクワ、9月18日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシアの最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」の高射ミサイルは、バルト海で仮想敵の対艦ミサイルを撃破した。
木曜日、西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス代表ウラジーミル・マトヴェーエフは記者団に伝えた。
演習はバルト艦隊の海洋射爆場で実施され、安全の為に民間船の航行が禁止された。
「ソーブラジテルヌイの乗組員は、目標へ海洋配置高射ミサイル複合体リドゥートを使用する射撃を実行しました。
標的ミサイルは、バルチースク海軍基地のロケット艦艇連合部隊のロケット艇R-257から発射されました。
コルベットから発射された高射ミサイルは、指定目標を成功裏に撃破しました」
マトヴェーエフは話した。
「ソーブラジテルヌイ」は、プロジェクト20380コルベットの最初の生産艦である。
プロジェクト20380コルベットの排水量は2000トン、全長100メートル以上、最大速力27ノット、自律航行距離4000海里。
航海試験実施の為の海洋への試験出航は2011年7月11日から行なわれた。
2011年10月14日、ロシア連邦国防省へ引き渡された。
コルベットの価格は100億ルーブルになる。
総合検出用電波位置特定ステーション「フルケ-2」、ミサイル兵器管理用目標指示電波位置特定ステーション「モヌメント-A」、その他の電波位置特定装置:戦闘情報管理システム「シグマ-20380」、射撃管制システム5P-10「プーマ-02」、電波位置特定妨害システム「スメリィ」、電波電子戦闘装置を装備する。
プロジェクト20380「ステレグーシチー」型コルベット2番艦「ソーブラジテルヌイ」は、2003年5月20日に起工され、2010年3月31日に進水、2011年10月14日に就役しました。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
就役後はバルト艦隊に配備されていましたが、2012年9月2日、火災事故により損傷し、2013年5月中旬に修理を終えて復帰しました。
[コルベット「ソーブラジテルヌイ」は修理を終えて復帰した]
復帰後はバルト艦隊の各演習に参加していました。
2014年6月に実施されたバルト艦隊の演習において、高射ミサイル「リドゥート」の実弾発射訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」はリドゥ―ト艦対空ミサイルを発射した]
[ロシア海軍バルト艦隊のコルベット「ソーブラジテルヌイ」はリドゥ―ト艦対空ミサイルを海上目標へ命中させた]


[新世代の艦対空ミサイルシステム3K96「リドゥート」]
そして2014年9月、再び高射ミサイル「リドゥート」の実弾発射訓練が実施され、対艦ミサイルを撃墜しました。
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