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戦略原潜アレクサンドル・ネフスキーは、今年に2度のブラヴァー発射を実施する

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」は、今年に何度かの「ブラヴァー」発射を実施する】
モスクワ、3月29日-ロシア通信社ノーボスチ

「ボレイ」級の2番艦である戦略原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」(プロジェクト955)は、2012年に何度かの海洋弾道ミサイル「ブラヴァー」の発射試験を実施する。
木曜日、統合造船業営団の高位の代理人は、ロシア通信社ノーボスチに伝えた。

同プロジェクトの最初の原子力潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」「ブラヴァー」は、今年10月に同時に正式採用される。

「2012年、2度のブラヴァー発射がアレクサンドル・ネフスキーから行なわれる計画です。
発射時期は10-11月になるでしょう」

代理人は述べた。

彼は、その時までに、同艦が全ての海洋試験を完了すると指摘した。
「原子力潜水艦アレクサンドル・ネフスキーの正式採用は2013年初頭に予定されています」
統合造船業営団の代理人は述べた。


海洋配置大陸間弾道ミサイルR-30 3M30「ブラヴァー-30」(国際条約呼称RSM-56、NATO分類SS-NX-30)は、潜水艦に配備されるロシアで最新の3段固体ロケットである。
ミサイルは、飛翔高度と進路を変更できる6~10個の極超音速機動個別誘導操縦核ブロック(100~150キロトン)を搭載できる。(核ブロックは)低高度飛行特性を有する。
モスクワ熱工学研究所によって開発されたミサイルは、最大飛翔距離8000キロ、発射重量36.8トン、3段の管理システム、慣性誘導、弾頭重量(ペイロード)1,150kg、発射コンテナの長さは12.1m、弾頭なしで11.5メートルである。

ミサイル「ブラヴァー-30」搭載艦として、近代化された戦略ミサイル潜水艦プロジェクト941UM「アクラ」(NATO名「タイフーン」)「ドミトーリー・ドンスコイ」と、プロジェクト955「ボレイ」原子力潜水艦~「ユーリー・ドルゴルーキー」「アレクサンドル・ネフスキー」「ウラジーミル・モノマーフ」および他の同型艦~が計画された。
2020年までに、この型(ボレイ級)の原子力潜水艦を合計8隻建造する計画である。
(2012年3月29日16時29分配信)
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