ロシア海軍太平洋艦隊の原潜ブラーツクとサマ―ラはセヴェロドヴィンスクの艦船修理工場へ到着した


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年9月26日11時40分配信
【潜水艦「ブラーツク」と「サマーラ」は「ズヴェズドーチカ」へ送り届けられた】
原子力潜水艦「ブラーツク」と「サマーラ」は修理を行なう為、ペトロパブロフスク・カムチャツキーから「ズヴェズドーチカ」社へ到着した。
半潜水型船「トランスシェリフ」は造船所へ2隻のプロジェクト971潜水艦を送り届けた。
「ズヴェズドーチカ」公式ブログは伝えた。
同船は9月23日にセヴェロドヴィンスクへ到達していたが、潜水艦の同社への配達は天候が許さなかった。
2隻の原子力潜水艦の北方海洋航路上の輸送は初めて実行された。
特に困難な場所では、「トランスシェリフ」号に砕氷船「ヴァイガチ」と「戦勝50周年」が随伴した。
「ズヴェズドーチカ」は原子力潜水艦の修理と高度な近代化を実施し、これにより就役期間の延長が可能となる。
兵装システム、電子電波システム、水中音響システムは撤去され、より最新のものと交換される。
その後、潜水艦は自力でカムチャツカへ戻ってくる。
プロジェクト971「シチューカ-B」原子力潜水艦K-391「ブラーツク」は、1988年2月23日にコムソモリスク-ナ-アムーレのレニンスキー・コムソモール記念工場でK-391の名で起工され、1989年4月14日に進水した。
1990年2月28日に海軍の組織へ加入し、1993年4月13日に「キート」の名を与えられ、1997年9月10日、市庁による潜水艦後援の設立に関連し、「ブラーツク」の名を与えられた。
第3世代原子力潜水艦であるプロジェクト971「シチューカ-B」原子力潜水艦K-295「サマーラ」は、1993年11月7日にコムソモリスク-ナ-アムーレのアムール造船工場で起工され、1994年8月5日に進水した。
1995年に「ドラコン」の名前で海軍の組織へ受け入れられた。
1999年8月30日、潜水艦は新たに「サマーラ」の名を与えられた。
ロシア太平洋艦隊所属のプロジェクト971原子力巡洋潜水艦(アクラ級)「ブラーツク」と「サマーラ」は、セヴェロドヴィンスク市の艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」で高度の近代化改装が実施されます。
[セヴェロドヴィンスクの艦船修理センターはアクラ級原潜を近代化する]
[ロシア太平洋艦隊のアクラ級原潜2隻はセヴェロドヴィンスクで近代化される]
この為、ネーデルラントのドック型輸送船に載せられ、北極海経由でセヴェロドヴィンスクへ向かいました。
[ロシア太平洋艦隊のアクラ級原潜2隻は近代化改装の為に北極海経由でセヴェロドヴィンスクへ送られる]
[ロシア太平洋艦隊の3隻の原潜は近代化改装の為に移送された]
9月23日、セヴェロドヴィンスクの入り口付近まで到達しましたが、天候条件の為、この日は港内へは入港できませんでした。
[ロシア海軍のアクラ級原潜2隻は北極海航路で運ばれた]
港内へ入ったのは、2日後の9月25日になりました。
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