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北方艦隊海軍歩兵は大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコフと共にアデン湾へ行く

アデン湾(ソマリア沖)で海賊対処任務に就いていたロシア太平洋艦隊第7次海賊対処部隊は、任務を終えて帰路に就きました。
[ロシア太平洋艦隊海賊対処部隊はアデン湾における任務を完了する]

次にアデン湾へ派遣されるのは、北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」を中核とする部隊になります。
[北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコフはアデン湾へ行く]


『ロシア連邦国防省公式サイト』より。
2012年3月29日17時20分配信
【北方艦隊海軍歩兵は大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」の遠距離航海に参加する】

今度、アデン湾への遠距離航海を行なう大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」に乗り込む北方艦隊海軍歩兵部隊は、ロシア及び外国船舶の安全保障と支援、更には海賊容疑者の船舶及び高速艇を臨検する任務を帯びている。

遠距離航海の為の訓練において、海軍歩兵は高射ミサイル複合体「イグラ」を艦上から発射した。
発射は、北方艦隊バレンツ海射爆場において空中模擬目標を使用して行なわれた。
結果は「良好」であった。

2011年、北方艦隊海軍歩兵は、アンドレイ・クリメンコ1等海佐が艦長を務める大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海に参加し、紅海上のイエメンフダイダ港の南西45海里で攻撃を受けたタンカー「ユナイテッド・エンブレム」の海賊による乗っ取りを阻止した。

救助信号が発せられ、ロシア艦は、そのポイントへ急行した。ロシア大型対潜艦からはヘリコプターが飛び立った。
ヘリコプターは上空を飛行し、タンカーの乗員は海賊攻撃を受けた場合の指示に従い、機関室へ退避した。
ヘリコプターが船の上空から大型対潜艦「セヴェロモルスク」に戻った後、海軍歩兵グループは、乗っ取られたギリシャのタンカーに乗り込んだ。
この間に、ロシア海軍歩兵との戦闘を避ける為、海賊は船を去った。


2011年、大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)、給油船「エリニヤ」(バルト艦隊)、海洋曳航船MB-304(黒海艦隊)で構成される3艦隊連合部隊は、アデン湾において海賊対処任務に従事しました。

[ロシア海軍総司令部は2011年のソマリア海賊対処活動を総括した]

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より。
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」の航海-2011年5月8日から10月24日まで】

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」はアデン湾で11の船団を先導し、基地へ戻ってきた】

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