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ロシア海軍航空隊は2018年から新たな遠距離対潜哨戒機を受け取る

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『イタルタス』より
2014年9月25日18時15分
【ロシア海軍海洋航空隊は2018年に新たな哨戒航空機を受領する】
モスクワ、9月25日/イタルタス

ロシア海軍海洋航空隊は、2018年から軍備採用を始める哨戒航空機の幾つかのヴァリアントを検討している。
同じ頃に、飛行士は新たなヘリコプターを受領する事が期待される。
海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は述べた。

「私達は、遠距離航空隊の革新の為の準備を行なっており、2018年から軍備採用を始める哨戒航空機の幾つかのヴァリアントを検討しております。
新たなヘリコプターも準備され、こちらの方も同時期に軍備採用されなければなりません」

コジンテレビ局『ロシア24』の番組において話したが、詳細には触れなかった。

更に彼は、海洋航空隊の全ての沿岸構成について「新たな汎用航空機より再編成されます。ロケット機、襲撃機、戦闘機が同時に」と指摘した。
しかし、どの航空機についての話であるのかについては説明しなかった。
以前、海洋航空隊の再装備の枠組において多機能戦闘機Su-30SMが受領されると報じられた。

コジンは、海洋航空隊は、沿岸に加え、艦上、対潜、遠距離コンポーネントを有している事を想起した。
司令官によると、システムには「より大きな汎用性と柔軟性」が必要である。

更にコジンは、ヘリコプター空母「ミストラル」上で勤務するロシア連邦海洋航空隊の飛行士の訓練は続けられていると述べた。
「私達は、これらのクラスの艦での操作を指示された時に備えた準備を行なっております」
彼は強調した。


今回、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将が述べた「新たな哨戒機」についての詳細は不明ですが、同氏は「遠距離航空隊」と言っているので、現用の遠距離対潜哨戒機Tu-142M3の後継となる機体を指しているようです。
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2013年5月、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、Tu-142M3の後継となる「将来航空哨戒複合体」の開発作業が既に始まっている事を明らかにしました。
[ロシアは対潜哨戒機Tu-142を代替する将来航空哨戒複合体を開発する]

更にコジン少将は、同時期(つまり2018年頃)に、ロシア海軍航空隊「新たなヘリコプター」を受領するとも述べています。

現用のKa-27系列に代わる新型ヘリコプターが採用されるという事でしょうか。
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