ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはスリランカを訪問した

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2014年10月23日16時40分配信
【黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はスリランカの首都-コロンボ港へ到着した】
本日(10月23日)、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、スリランカ共和国の首都-コロンボ港へ到着した。
ロシア連邦大使館職員、スリランカ在住ロシア人の代表、ロシア-スリランカ友好の為の社会活動家が出席した歓迎式典は完了し、艦の停泊、物資補充、乗組員の休養に関する問題へ合意された。
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」艦長セルゲイ・トロネフ親衛1等海佐は、スリランカ西部海軍海域安全保障部隊司令部を表敬訪問し、同国海軍司令官と会見する予定である。
[参照]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」のスリランカ共和国首都への初めての寄港は2010年8月に実施された。
これにより、両国間の海軍の実務面での協力の実施が可能となった。
その後、ロシア国防省幹部の決定により、黒海艦隊の艦では4名のスリランカ海軍の若手士官が様々な専門分野での海洋訓練を行なった。

親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は2014年9月6日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ向かった]
9月末にギリシャを公式訪問し、「イオニア諸島のロシア週間」に参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2014年10月1日20時02分配信
【黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はギリシャの「イオニア諸島のロシア週間」へ初めて参加する】
1799年、ロシア海軍のフョードル・ウシャコーフ提督は、ギリシャのコルフ島をフランスから解放しました。
「イオニア諸島のロシア週間」は、これを記念して、毎年ギリシャで開催されています。
その後、エジプトのアレクサンドリアを訪問し、それからスエズ運河を通過、紅海へ出ました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはインド洋へ行く]
そして10月23日、スリランカのコロンボ港へ入港しました。

なお、バルト艦隊の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、パキスタン訪問後、現在は太平洋海域へ向かっています。
[ロシア海軍のフリゲート「ヤロスラフ・ムードルイ」は太平洋へ向かった]
太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」も、太平洋南部海域へ向かっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水上艦は太平洋南部へ向かった]
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