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ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年10月25日13時47分配信
【ロシア連邦海軍:フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている】
モスクワ、10月25日-ロシア通信社ノーボスチ

サンクトペテルブルク「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で建造されている最初のプロジェクト22350フリゲート「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ」は、工場航行試験の準備が出来ている。
土曜日、ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送でロシア連邦海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク少将は述べた。

「プロジェクト22350フリゲートは、遠海ゾーン艦の1つであります。
そのトップ艦は、工場航行試験を実施する準備が出来ております。
同艦はセーヴェルナヤ・ヴェルフィで建造されており、私共は、近い内に、これを受領する事を期待しております」

少将は話した。

プロジェクト22350フリゲートのトップは、2006年2月1日に造船会社「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で起工された。
同プロジェクトは、「北方計画設計局」で開発された。
「アドミラル・ゴルシコフ」は2010年10月29日に進水した。

中長期的には、海軍の水上戦力の基礎は、遠海ゾーンのプロジェクト22350フリゲートと近海ゾーンのプロジェクト20380コルベット、そして、その近代化型となる。
これらの艦は、将来はモジュール設計艦で代替される。


[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代水上戦闘艦(大洋ゾーン艦)プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


現在、サンクトペテルブルク市「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」の岸壁で最終段階の工事が進められています。

既に「アドミラル・ゴルシコフ」には正規乗組員186名全てが乗艦し、艦内に居住しています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは工場岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載予定のA-192M 130mm単装砲の開発と製造は遅延に遅延を重ね、この為、「アドミラル・ ゴルシコフ」の就役も当初計画より大幅に遅れる事になりました。
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

130mm砲は2014年9月に入り、ようやく「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ届けられ、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載されました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の為の130mm砲は完成した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に130mm砲が搭載された]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始しました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始した]
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消磁作業が終われば、工場航行試験へ出発します。
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