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ロシア海軍将来駆逐艦リデルは2020年以降に就役する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年10月25日13時34分配信
【ロシア連邦海軍は2020年以降に最初の将来駆逐艦の受領を計画している】
モスクワ、10月25日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍は、2020年以降に最初の大洋ゾーン将来駆逐艦の受領を計画している。
土曜日、ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送でロシア連邦海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスクは述べた。

「駆逐艦-これは大洋ゾーン艦であり、私共は、中長期的には、これを作成する計画です。
この船の外観については、現在、検討-研究のみです。
私共は、この艦を2020年以降に受領する事を望んでおります。
設計は、北方計画設計局です。
このプロジェクトの開発の為の契約は、既に国防省と締結されております」
ブルスク
は述べた。

彼は、動力装置のタイプについては、現在は決定されている事を付け加えた。

以前、海軍総司令官ヴィクトール・チルコフは、ロシア海軍の為に建造が計画されている将来駆逐艦は、大きな打撃力及び防衛潜在力-ミサイル防衛の為の著しいポテンシャルを含む-を有すると述べた。


[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]

ロシア海軍は、2006年以降、新世代多用途駆逐艦(将来駆逐艦Перспективный Эсминец)の建造計画について何度も表明して来ました。
[ロシア海軍新世代原子力駆逐艦建造計画]
[ロシア海軍新世代駆逐艦の建造計画は現司令部に承認された]
[ロシアは「超駆逐艦」を建造する]

将来駆逐艦は、原子力推進と通常動力の2タイプが設計されています。
[ロシア新世代駆逐艦は通常動力と核動力の2種類が設計される]

ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」は、2021年以降に建造される計画ですが、今年3月、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフ氏は、「近い将来」に「リデル」型のトップ(1番艦)がロシア海軍へ軍備採用されると述べました。
[2014年にロシア海軍は約40隻の新造艦艇を受領する]

今年9月、ロシア連邦政府軍事産業委員会副委員長オレグ・ボチカリョフ氏は、将来駆逐艦「プロトタイプ」は2018年頃に登場すると述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦のプロトタイプは2018年頃に登場するかもしれない]

しかし、10月下旬、「ロシア防衛業界の高位の情報提供者」は、「リデル」型の1番艦は2023-2025年よりも前にロシア海軍へ受領される事は無いと述べています。
[ロシア海軍将来駆逐艦リデルの1番艦の就役は2023-2025年よりも前にはならないだろう]

今回、ロシア海軍総司令官代理(軍備担当)ヴィクトール・ブルスク少将は、「リデル」の1番艦は2020年以降にロシア海軍へ受領されると述べました。
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更にブルスク提督は、「リデル」の動力に関しては決定されているとも述べています。
ただし、原子力推進ガスタービン推進のどちらに決まったのかについては明らかにしていませんが・・・
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