ロシア海軍黒海艦隊のエアクッションロケット艦サムームはセヴァストーポリへ戻った

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月3日13時08分配信
【ロシアのロケット艦「サムーム」はセヴァストーポリへ戻った】
モスクワ、11月3日-ロシア通信社ノーボスチ
黒海艦隊のエアクッションロケット艦「サムーム」は、地中海での任務遂行の後、セヴァストーポリへ戻った。
黒海艦隊情報供給部は発表した。
「9月20日にセヴァストーポリを出航した同艦の乗組員は、黒海艦隊主要基地へ戻りました」
声明では、こう述べられた。
声明によると、遠距離航海期間中に同艦の乗組員は地中海の海軍常設グループの一員として任務を遂行したのみならず、オスマン帝国からのギリシャ独立闘争を決定的なものとしたナヴァリノ海戦の187周年記念行事にロシア艦隊を代表して参加した。
その後、解放には、ロシア帝国、グレートブリテン及びフランスの戦隊が参加した。
ロシアは、太平洋艦隊艦船支隊をこの海域(地中海)へ向かわせた2013年3月に地中海戦隊の形成を開始した。
今、地中海グループは、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の艦船が関与するローテーションを基礎に構成されている。
地中海戦隊への物資-技術供給は、常設地点タルトゥース(シリア)をベースに実施されている。

エアクッションロケット艦「サムーム」は、2014年9月20日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊のエアクッションロケット艦サムームは地中海へ行く]
その後は地中海東部で行動していましたが、10月17日にギリシャのピュロス港を訪れました。
[ロシア海軍黒海艦隊のエアクッションロケット艦サムームはギリシャを訪問した]
そして11月3日、セヴァストーポリへ帰港しました。
これまでに地中海へ派遣されたロシア海軍の艦艇は、いわゆる「大洋ゾーン艦」(大型航洋水上艦)でしたが、今回、初めて「近海ゾーン艦」(沿岸水上艦)が派遣されました。
今後は、ロシア黒海艦隊所属の他の小型ロケット艦なども地中海へ派遣されるかもしれません。
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