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新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は2014年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月5日12時52分配信
【フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は今年末に(ロシア)海軍へ引き渡される】
モスクワ、11月5日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト22350フリゲートのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」は今週に工場航行試験を開始し、12月末に(ロシア)海軍へ引き渡される。
水曜日、ロシア通信社ノーボスチ造船工場「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」代理人イーゴリ・イワノフスキーより伝えられた。

フリゲート「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ」「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」で2006年2月に起工され、2010年10月に進水した。
プロジェクト22350フリゲートは合計8隻の建造が計画されている。

「アドミラル・ゴルシコフの工場航行試験は今週に始まります。
海軍への引き渡しは12月の最後の10日間に予定されています」
イワノフスキー
は伝えた。

同プロジェクト艦は4500トンの排水量、135メートルの全長、15メートルの幅を有している。
フリゲートの兵装は、口径130mmの艦載砲A-192「アルマート」、16基の対艦ミサイル「オーニクス」或いは「カリブル-HKE」の発射装置、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」から成る。


[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代水上戦闘艦(大洋ゾーン艦)プロジェクト22350フリゲートの1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


現在、サンクトペテルブルク市「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」の岸壁で最終段階の工事が進められています。

既に「アドミラル・ゴルシコフ」には正規乗組員186名全てが乗艦し、艦内に居住しています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは工場岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載予定のA-192M 130mm単装砲の開発と製造は遅延に遅延を重ね、この為、「アドミラル・ ゴルシコフ」の就役も当初計画より大幅に遅れる事になりました。
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

130mm砲は2014年9月に入り、ようやく「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ届けられ、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載されました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の為の130mm砲は完成した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に130mm砲が搭載された]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始しました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている]

消磁作業も完了し、「アドミラル・ゴルシコフ」は今週中(11月8日くらいまで)に工場航行試験を開始し、今年12月末にロシア海軍へ引き渡されるとの事です。


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なお、プロジェクト22350フリゲートの2番艦「アドミラル・カサトノフ」は、今年末までに進水するとの事です。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月5日12時58分配信
【フリゲート「アドミラル・カサトノフ」は今年末までに進水する】
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