ロシア海軍のプロジェクト11356Rフリゲート2番艦アドミラル・エッセンは進水した



『タス通信』より
2014年11月7日16時40分配信
【カリーニングラードで2隻目のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・エッセン」が進水した】
カリーニングラード、11月7日/タス通信
プロジェクト11356警備艦「アドミラル・エッセン」は、沿バルト造船工場「ヤンターリ」で金曜日に進水した。
タス通信特派員は現地から報告した。
式典に参加した「ヤンターリ」総取締役ヴィクトール・トゥチーニンは、本日に工場で行なわれた行事が特別な意味を持っている事を指摘した。
「船の進水は、艦の建造において最も重要な瞬間の1つです」
トゥチーニンは話した。
次に、カリーニングラード州のトップ、ニコライ・ツカノフは、「ヤンターリ」での建造量が最近では大幅に増加している事を指摘した。
「ヤンターリへの発注書類には、約1000億ルーブルの量が記載されております」
彼は述べた。
「工場には2017年までの大量発注が有ります」
艦の進水式典には、エッセン提督の血縁者-マーヤ・エッセンが出席した。

古き海軍の伝統により、彼女はフリゲートの艦体にシャンパンのボトルを打ち付け、長きに渡る海洋航海の成功を祈った。
[艦と造船所について]
フリゲート「アドミラル・エッセン」は「ヤンターリ」で2011年7月8日に起工された。
建造は2015年の完了を予定している。
更に2015年には、カリーニングラード造船所は海軍へこのシリーズのフリゲートのトップ-「アドミラル・グリゴロヴィチ」を引き渡すつもりである。
この艦は2010年12月18日に同社の船台で起工され、現在は係留試験の実施準備をしている。
国防省との契約下で「ヤンターリ」は2017年までに「北方計画設計局」で開発された6隻のプロジェクト11356艦の建造を完了しなければならない。
現在、5隻が起工されている。「アドミラル・グリゴロヴィチ」、「アドミラル・エッセン」、「アドミラル・マカロフ」、「アドミラル・ブタコフ」、「アドミラル・イストミン」
6隻目のフリゲート「アドミラル・コルニロフ」の建造開始の時期は未だ知られていない。
警備艦(フリゲート)プロジェクト11356は、大洋及び海洋エリアで敵の水上艦及び潜水艦を相手に戦闘活動を実施し、空中攻撃手段による攻撃からの防衛、艦船連合部隊の一員としての艦護衛の為に意図されている。
沿バルト造船工場「ヤンターリ」は1945年7月8日に形成された。
小型-中型の艦船の建造、更には艦船の修理を専門としている。
この69年間で工場は158隻の戦闘艦と500隻以上の民間船を建造した。
現在、「ヤンターリ」の支配株は、国家と統合造船業営団に属している。
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]
プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)2番艦「アドミラル・エッセン」は、2011年7月8日に起工されました。
それから3年以上経った2014年11月7日に進水しました。
「アドミラル・エッセン」は、2015年末にロシア海軍へ引き渡される予定となっております。
『タス通信』より
2014年11月7日21時04分配信
【2隻目のプロジェクト11356フリゲート「アドミラル・エッセン」は来年末にロシア海軍へ引き渡される】
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