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ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はクロンシュタットへ到着した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年11月10日10時27分配信
【「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の為にクロンシュタットへ到着した】

フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は、11月8日・土曜日、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」の領域を離れ、クロンシュタットへ曳航された。

近い内に同艦は航行試験を開始する。
中央海軍ポータル「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」広報サービスより伝えられた。

「アドミラル・ゴルシコフ」の航行試験開始は2013年に予定されていたが、設計局「アルセナル」からの130mm砲装置A-192の供給問題が故に遅延した。
この兵器を同艦が受け取ったのは2014年9月であった。
その後、フリゲート消磁スタンドへ入った。

更に「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」広報サービスは、22350フリゲートシリーズの2隻目「アドミラル・カサトノフ」が造船台を出たと伝えた。
以前、同艦は2014年末までに進水し、2015年に海軍へ引き渡されると報じられた。

プロジェクト22350は4500トンの排水量、135メートルの全長、15メートルの幅を有している。
フリゲートの兵装は、口径130mmの艦載砲A-192「アルマート」、16基の対艦ミサイル「オーニクス」或いは「カリブル-HKE」の発射装置、高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」から成る。


[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

ロシア海軍新世代水上戦闘艦(大洋ゾーン艦)プロジェクト22350大型警備艦(フリゲート)の1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」(ソ連邦海軍元帥ゴルシコフ)は、2006年2月1日に起工され、2010年10月29日に進水しました。


既に「アドミラル・ゴルシコフ」には正規乗組員186名全てが乗艦し、艦内に居住しています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」へ正規乗組員全てが乗艦した]

2013年7月31日からは工場岸壁で係留試験が開始されました。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の係留試験が始まった]

しかし、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載予定のA-192M 130mm単装砲の開発と製造は遅延に遅延を重ね、この為、「アドミラル・ ゴルシコフ」の就役も当初計画より大幅に遅れる事になりました。
[ロシア海軍への新世代フリゲート「アドミラル・ ゴルシコフ」の引き渡しは130mm砲の問題により延期される]

130mm砲は2014年9月に入り、ようやく「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ届けられ、「アドミラル・ゴルシコフ」に搭載されました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」の為の130mm砲は完成した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」に130mm砲が搭載された]

その後、「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始しました。
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は消磁作業を開始した]
[ロシア海軍新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は航行試験の準備が出来ている]

そして11月8日、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」岸壁を離れました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・ゴルシコフ"はサンクトペテルブルクを去った]

同日、クロンシュタットへ到着しました。
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「アドミラル・ゴルシコフ」は、今年12月末にロシア海軍へ引き渡される予定となっております。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」は2014年12月末にロシア海軍への引き渡しが予定されている]
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