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ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはオーストラリア沖へ向かっている

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2014年10月23日、ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」、給油船「ボリス・ブートマ」、救助船「フォーチィ・クリロフ」の4隻で構成される太平洋艦隊艦船支隊ウラジオストクを出港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の水上艦は太平洋南部へ向かった]

太平洋艦隊広報部によると、この部隊は「太平洋南部海域での戦闘勤務」を行なうとの事でした。

その後、この部隊は10月25日にツシマ海峡を通過しました。
『ヤポーニヤ防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2014年10月27日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

以後、同部隊の動向に関する発表はロシア海軍側からも一切ありませんでした。

それから約2週間後・・・

『news.com.au』より
2014年11月12日22時15分配信
【ロシア軍艦は「オーストラリアへ向かっている」】

オーストラリア軍は、ブーゲンビル島南方に居る太平洋艦隊艦船支隊を確認しているとの事です。
同支隊は珊瑚海へ向かって南下しており、土曜日にはオーストラリア本土クイーンズランド沖に到達するものと見られています。
オーストラリア軍は、同支隊がパプアニューギニア北方に到達した1週間前から、その動向を監視していたようです。

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オーストラリア側は、ワリャーグ支隊の行動は、2014年11月14日から16日までオーストラリアメルボルンで開催されるG20サミット(20ヵ国・地域首脳会合)に照準を合わせた示威行動であると見ています。
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