最後のカシン級スメトリーヴイ、地中海へ

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【ロシア海軍の艦艇は地中海での戦闘任務の為に出発した】
モスクワ、4月2日-ロシア通信社ノーボスチ
黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は、先週末にセヴァストーポリを出港し、ボスポラス海峡及びダーダネルス海峡へ向かった。
月曜日、黒海艦隊情報供給課長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐は記者団に伝えた。
「航海計画に従い、乗組員は、地中海で任務を遂行します。
長期航海の間、国際海洋活動の一環として、黒海艦隊の艦は外国の港への訪問を予定しています」
トルハチェフは詳細を説明せずに述べた。
(2012年2月4日14時11分配信)
警備艦「スメトリーヴイ」は、プロジェクト61(カシン級)の1隻であり1969年に就役しました。
[最後のカシン型「スメトリーヴイ」]
「カシン」級は1962年から1973年に掛けて20隻がソ連海軍に就役しましたが、ソ連邦解体後は次々と除籍され、現在は「スメトリーヴイ」だけが現役に留まっています。
既に艦齢40年を超えていますが行動は活発であり、昨年(2011年)10月末から11月初頭にも地中海へ行き、イタリア海軍と合同演習を行なっています。
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