ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊は北東大西洋へ向かった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月20日11時05分配信
【ロシア連邦海軍の艦船はNATOとの境界線である北東大西洋へ針路を取った】
モスクワ、11月20日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア北方艦隊艦船支隊は、海洋経済活動の安全を保障する為、北東大西洋へ針路を取った。
木曜日、艦隊の代理人は記者団へ伝えた。
北東大西洋海域には、バレンツ海、ノルウェー海、北海、バルト海、グリーンランド及びアイスランドの東方、アゾレス諸島、ラマンシュ海峡などが含まれる。
「本日、大型対潜艦セヴェロモルスクに率いられる支隊の艦と支援船は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市からバレンツ海へと出航し、北洋大西洋海域へ針路を取りました」
艦隊の代理人は話した。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」の他に、支隊には揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」、救助曳船「SB-406」と給油船「ドゥブナ」が含まれる。
次の航海の主な目的は、「世界の大洋におけるロシアにとって作戦上重要な海域で海軍の存在を確保する事」にある。
加えて、艦は海洋船舶航行と、その他の種類のロシア連邦の海洋経済活動の安全を見守る。
前回の大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海は、2012年12月から2013年6月まで継続した。
艦は30000海里以上を航行し、アデン湾及びアフリカの角海域での海賊対処任務を成功裏に果たした。
記事中で触れられていますが、北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、2012年12月から2013年6月まで遠距離航海を行ない、地中海及びアデン湾へ行きました。
[北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは長期任務を終えて母港へ戻った]
そして今回、1年5か月ぶりに遠距離航海へ出発しました。

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