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ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフはブルガリアでの修理を完了した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月24日12時21分配信
【ヴァルナでの黒海艦隊の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」の修理は完了した】
モスクワ、11月24日-ロシア通信社ノーボスチ

ブルガリアヴァルナにおける大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」の修理は完了し、間もなくセヴァストーポリへ曳航される。
黒海艦隊広報サービス部長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐は発表した、

ヴァルナでの大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」の修理は2013年7月6日に開始され、ブルガリアの旧ソヴィエト社会主義共和国連邦に対する債務の勘定で実施された。

「ローマン・コトリャロフ2等海佐が艦長を務める黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフは、ブルガリアのヴァルナ港に在る艦船修理工場フロートスキー・アルセナルでの1年半に及ぶ修理を完了しました」
トルハチェフ
は話した。

彼は、近日中にロシアブリガリアが艦の作業終了文書へ署名する予定であると付け加えた。
11月末に大型揚陸艦は曳航されてセヴァストーポリへ送り届けられ、その後、乗組員には試験任務が委ねられ、常時準備部隊の一員として加わる。

プロジェクト775大型揚陸艦「BDK-64」グダニスク造船所(ポーランド)で建造され、1986年9月30日に(海軍の)編制へ加入した。
1989年5月、同艦は新たな名前-「ツェーザリ・クニコフ」を受け取った。
同プロジェクト艦は排水量4080トン、全長112.5メートル、幅15メートルである。
船は最大で18ノットの続力発揮が可能であり、500トンまでの車両及び貨物、更には225名の揚陸部隊員を輸送できる。


大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」ブルガリアでの修理は2012年から予定されており、当初は2013年3月にブルガリアへ行く事になっていました。
[大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフはブルガリアで修理を行なう]

しかし、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが外国の造船所でのロシア海軍艦船の修理を原則として認めない事を決定した為、ブルガリアへの回航は凍結されましたが、その後、例外として認められ、ヴァルナへ回航されました。
[黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフは修理の為ブルガリアに到着した]
[ロシア海軍黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフはブルガリアでの修理を終える]

そして1年半に及ぶ修理は完了し、間もなくセヴァストーポリへ戻ってきます。
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