ロシア海軍の軍艦は英仏海峡で演習を行なう

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年11月28日11時34分配信
【ロシア海軍の艦はラマンシュ海峡で演習を実施する】
モスクワ、11月28日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア北方艦隊艦船支隊はラマンシュ海峡へ入り、ここで演習を実施する。
金曜日、西方軍管区下の北方艦隊広報サービスは発表した。
「本日、大型対潜艦セヴェロモルスクに率いられる北方艦隊の北方艦隊艦・支援船支隊は、ラマンシュ海峡の最も狭い部分であるパ・ド・カレーを通過し、セーヌ湾へ入りました」
声明では、こう述べられた。
悪天候の故に、同隊はセーヌ湾の中立水域で嵐が通り過ぎるのを待つ事が決定された。
艦の移動時に、大型対潜艦「セヴェロモルスク」と大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」の航海士及び電子戦闘班、更には給油船「ドゥブナ」と救助曳船SB-406の航海士及び放射線測定班は、悪天候条件下で船舶航行が集中する狭い場所を通過する際に一連の訓練へ取り組んだ。
「停泊中に艦の乗組員は、水中破壊工作部隊及び手段への対処、停泊時の浸水及び火災に対する艦のダメージコントロール訓練の実施、更には物資の定期メンテナンスへの従事といった複合活動へ取り組みます」
声明では、こう指摘された。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」に率いられる北方艦隊艦・支援船支隊は、11月20日に北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を去った。
これまでに船員は1700海里以上を航行し、この内の一部は嵐の条件下だった。
艦船支隊の航海は、北方艦隊コラ異種戦力小艦隊司令官代理アレクサンドル・ペシコフ1等海佐の将旗の下で実施される。
大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊は北東大西洋へ向かった]
[北方艦隊艦船支隊](指揮官:コラ異種兵力小艦隊司令官代理アレクサンドル・ペシコフ1等海佐)
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
大型揚陸艦「アレクサンドル・オトラコフスキー」
救助曳船「SB-406」
給油船「ドゥブナ」
その後、ノルウェー海から北海へと南下し、ここで演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は北海で演習を行なった]
そしてラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した際、セーヌ湾(つまりフランス沖)に停泊し、ここでも演習を実施しました。

なお、北方艦隊艦船支隊が居るセーヌ湾の南方にはサンナゼール市が在り、ここには、ロシアへの引き渡しが凍結されている「ミストラル」級ヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」が停泊しています。

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