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ロシア海軍の対潜ヘリコプターKa-27PLの近代化改修が始まる

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月3日8時20分配信
【ロシア海軍は対潜ヘリコプターの近代化を発注した】

今年末までに、北方艦隊航空隊の4機の対潜ヘリコプターKa-27は、ロシア海軍が発注した近代化へと送られる。

『Lenta.ru』公共調達ポータルサイトに掲載された資料を参照し、近代化はホールディングス「ロシアン・ヘリコプターズ」により実施されると報じた。

Ka-27Mヴァージョンへの近代化において、ヘリコプター機内電波電子複合体及びアヴィオニクスは変更される。
特に、ヘリコプターは、公開株式会社『ファゾトロン-NIIP』が製造する電波位置特定戦術指令システムを受け取る。
これは、FHA型機上電波位置特定ステーション(「コピョー-A」)、更には、他の電波水中音響サブシステム、磁力計、電波偵察装置、他の複合体と統合される。

Ka-27(Ka-27PL)は、ロシア海軍主要艦載対潜ヘリコプターである。
1981年4月に軍備採用された。
最大離陸重量は12トンである。

ヘリコプターは、下降式水中音響ステーション、電波位置特定ステーション、システムとして動作する電波水中音響ブイ、磁力計を装備している。
兵装は対潜魚雷あるいは深海爆弾である。


現在、ロシア海軍は、艦載対潜ヘリコプターKa-27PLを約70機程度保有しており、北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊海洋航空隊で運用されています。

Ka-27PLの近代化型Ka-27Mは、2012年5月に第一次発注が行なわれると発表されました。
[ロシア海軍は艦載ヘリコプターKa-27Mを発注する]

【Ka-27M試作機(0909号機)】

その後、Ka-27M試作機(0909号機)は、北方艦隊での試験が行なわれました。
[艦載ヘリコプターKa-27Mの試験は北方艦隊で行なわれている]

それから約2年後、北方艦隊所属の4機のKa-27PLが近代化改修を行なう事になりました。
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