ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはグリーンランド沖で潜水艦と「決闘」する為に出航した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年12月8日12時53分配信
【原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は演習の為に海へ出た】
モスクワ、12月8日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、仮想敵潜水艦を探知・撃破する演習の為に海へ出た。
月曜日、西方軍管区下の北方艦隊広報サービスは発表した。

演習は、ノルウェー海及びグリーンランドの境界線上の遠海ゾーン射爆場の中立海域の1つで実施される。

「本日、重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは対潜演習の為の海域へ針路を取りました」
声明では、こう述べられた。

北方艦隊参謀長ニコライ・エフメロフ中将が指摘し、広報サービスが引用したように「この演習の特徴は、この海域で実施される事に在ります-もっと遠く、困難な水文条件下にあるこれらの海域で。
私共は、定期的に、このような演習を実施していきます」


この戦闘訓練イベントは、「対決」(デュエル)方式で実施される。
ロケット巡洋艦は、北方艦隊の様々なクラスの複数の潜水艦を同時に阻止する。
演習完了後、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、魚雷発射及び深海爆撃の複合戦闘演習を実施する。

重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、航空母艦を除いて世界最大の核動力装置を有する打撃戦闘艦であり、大型の水上目標及び沿岸目標の撃破、戦闘艦連合部隊へ総合的な対空・対潜防衛を提供する為に意図されている。
2012年及び2013年、巡洋艦の乗組員は超高緯度の北氷洋への航海を行ない、2014年5月には、シリア化学兵器の輸送の安全を保障した。


記事中で触れられていますが、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は、2012年9月12日から28日まで北極海への遠距離航海を行なっています。
[ロシア北方艦隊北極圏演習(2012年9月)]

2013年9月3日から9月30日にも北極海への遠距離航海を行ないました。
[聖アンドレイの旗の下に]

2013年10月22日から2014年5月18日まで地中海への遠距離航海を行ない、この時にシリア化学兵器輸送船の護衛に参加しました。
[原子力巡洋艦ピョートル・ヴェリキー地中海遠征(2013年10月-2014年5月)]

帰港後は修理とメンテナンスが行なわれ、11月17日に点検の為、バレンツ海へ出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは整備後の点検の為にバレンツ海へ出航した]

11月19日からバレンツ海で戦闘訓練を開始しました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海で戦闘訓練を行なう]

そして12月8日、グリーンランド島ノルウェー海の中間海域で対潜演習を行なう為に(セヴェロモルスクを)出航しました。
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この演習は、北方艦隊所属の潜水艦「ピョートル・ヴェリキー」「対決」(デュエル)するという形で実施されます。

どの潜水艦「ピョートル・ヴェリキー」「対決」するのかまでは明らかにされていませんが、「様々なクラスの潜水艦」に、今年就役した最新鋭多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」が含まれる可能性は除外されないでしょう。

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