ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"は地中海へ向かった

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年12月8日10時12分配信
【ロシア連邦海軍の警備艦は地中海へ針路を取った】
モスクワ、12月8日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦海軍の警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、オマーンのサラーラ港を去り、地中海へ向かった。
月曜日、バルト艦隊の代理人は記者団に伝えた。
外国の港への滞在は3日間続き、この間に同艦は水と食料の在庫を補充し、乗組員は沿岸で休養する機会を得た。
「本日、ヤロスラフ・ムードルイはサラーラ港を去り、地中海へ針路を取りました」
艦隊の代理人は話した。
警備艦は、何れかの艦と交代する為の計画ローテーションの枠組でロシア海軍地中海戦隊へ参加するものと見られる。
ロシアは2013年3月にこの海域へ太平洋艦隊艦船支隊を向かわせ、地中海戦隊の形成を始めた。
現在、地中海グループの基礎ローテーションには、太平洋艦隊、北方艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の艦船が関わっている。
地中海戦隊への物資供給は、タルトゥース定置所を中核として行なわれている。
警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」は、2014年8月9日にカリーニングラード州バルチースク市のバルト艦隊主要海軍基地から出航した。
航海中に同艦は87日間で20000海里以上を航行し、地中海のアフリカ沿岸のスペインの飛び地のセウタ港とマルタのヴァレッタ港、パキスタンのカラチ港、インドネシアのジャカルタ港、マレーシアのペナン港、スリランカのコロンボ港を訪問した。
[警備艦ヤロスラフ・ムードルイ遠距離航海(2014年8月-)]
2014年8月9日にバルチースクを出港した警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(賢公ヤロスラフ)は、地中海を経由してアデン湾へ行き、海賊対処任務遂行後、パキスタン、スリランカ、インドネシア、マレーシアを訪問しました。
11月24日には再びスリランカを訪れました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカのコロンボへ入港した]
11月28日にコロンボを出航し、今度はオマーンへ向かいました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はスリランカを去り、オマーンへ向かった]
12月5日、オマーンのサラーラ港へ入港しました。
[ロシア海軍バルト艦隊のフリゲート"ヤロスラフ・ムードルイ"はオマーンを訪れた]
12月8日、サラーラ港を出航し、地中海へ向かいました。
地中海で「ヤロスラフ・ムードルイ」はロシア海軍地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)に加わり、暫くは同海域に滞在するようです。
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