サンナゼールのロシア海軍将兵はミストラル級ヘリ空母ウラジオストクを占拠もしていなければ警護もしていない

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年12月15日11時26分配信
【ロシア連邦海軍はロシア人船員による「ミストラル」の警護強化を否定した】
モスクワ、12月15日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍の高位の情報提供者は、サンナゼール「ミストラル」型ヘリコプター空母ロシア人船員により警護が強化されているという複数のメディアの報道に反論した。

以前、複数のメディアが伝えた所によると、サンナゼールに居る海軍歩兵を含むロシア人船員は、フランス側からロシア連邦への引き渡しが未だ実現していないヘリコプター空母「ウラジオストク」の警護を強化した。

「同艦は未だロシア海軍へ引き渡されておりません。
乗組員は、そこ(ウラジオストク)に居住しておらず、軍艦スモーリヌイに滞在しています。
全ての乗船決定は、サンナゼール造船所の管轄下にあります。
故に、この情報は、馬鹿げた作り話であると言えます」

情報提供者はロシア通信社ノーボスチへ語った。

1隻目の揚陸艦「ウラジオストク」は11月14日にフランスから引き渡されなければならなかった。
しかし、引き渡しは未だ実行されておらず、それがいつ行われる事になるのかは明らかでは無い。

フランス大統領フランソワ・オランドは、ウクライナ情勢が故に「ウラジオストク」の引き渡しの一時停止を決定したと表明した。
ロシアは、艦(の引き渡し)か、或いは返金を望むと表明した。
12月初頭、フランス首相マニュエル・ヴァルスは、取り引きが挫折したと考えるのは「時期尚早」であると表明した。


[フランスのミストラル級引き渡し保留問題]
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]

12月15日、ロシアのメディア『gazeta.ru』は、ロシア海軍総参謀部からの情報として、フランスサンナゼールに停泊しているヘリコプター揚陸ドック艦「ウラジオストク」ロシア海軍将兵(数十名の海軍歩兵を含む)が乗艦し、警護を強化していると報じました。

『gazeta.ru』より
2014年12月15日9時50分配信
【海軍歩兵は「ミストラル」を占拠する】

『ロシアの声(日本語版)』より
2014年12月15日18時16分配信
【報道「ロシア海兵がミストラルを占拠し警護している」】

そして例のごとく、この情報はロシア海軍の高官により、あっさりと否定されました。
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なお、2013年6月30日からサンナゼール市に滞在している400名以上のロシア海軍将兵は、12月25日までに同市を去り、新年を迎えるまでにはロシアへ戻ります。

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月15日17時31分配信
【「ミストラル」のロシア人乗組員は新年までにロシアへ戻る】

『タス通信』より
2014年12月16日23時35分配信
【メディア:「ミストラル」乗組員のロシア人船員は12月25日までにフランスから去る】

以前には、来年(2015年)2月頃まで滞在するなどという話も有りましたが、結局、ビザの期限が切れる12月末までにフランスを去る事になるようです。
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