ロシア海軍太平洋艦隊の原子力水中巡洋艦イルクーツクは汎用ミサイル発射機を装備する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月18日11時57分配信
【潜水艦「イルクーツク」の新たなシステムは50億ルーブルの費用が掛かる】

2017年に近代化を完了する原子力水中巡洋艦「イルクーツク」には、空気再生システム「アストラ-35-2M」、艦内管理システム「スターリ-949AM」、そして秘密の製品「3R-14PN-949AM」の設置が計画されている。

プロジェクト949AMの近代化には「海洋工学中央設計局ルビーン」が従事している。
作業の費用は8億6500万ルーブルになる。

また、『国家調達サイト』によると、巡洋艦に設置される2基の電気化学空気再生システム「アストラ-35-2M」の費用は8億6800万ルーブル、製品「3R-14PN-949AM」(3R-14PNの改良型)の費用が16億7700万ルーブル、そして艦内技術的手段管理システム「スターリ-949AM」の費用が22億7100万ルーブルとなっている。

発注作業の実行者は、公開株式会社「極東工場ズヴェズダー」である。

2013年12月7日、「極東工場ズヴェズダー」は、原子力潜水艦「イルクーツク」の近代化が開始されると発表した。
近代化の過程において、打撃ミサイル複合体電波兵装及び水中音響兵装航海機器、一連の生活保障システムの交換が計画されている。

「イルクーツク」は、原子力潜水艦プロジェクト949AM「アンテイ」である。

1985年5月8日にセヴェロドヴィンスクの工場「セヴマシュプレドプリャーチェ」で起工され、1987年12月29日に進水し、1989年に北方艦隊の編制へ加わった。
10月29日、巡洋艦太平洋艦隊へ転属した。

1992年、太平洋艦隊で初めて2基のミサイルP-700「グラニート」の発射を実行した。
それは航空母艦グループと戦う為に意図されたものである。

巡洋艦の速力は33ノット、水中排水量は23860トン、水上排水量14700トン、最大潜航深度500メートル、自立航行期間120日、乗組員130名。


ロシア太平洋艦隊所属の原子力水中巡洋艦K-132「イルクーツク」(1989年1月就役)は、主要ミサイル兵装などを丸ごと新型に入れ替える高度な近代化改装を実施します。
[オスカーII級原潜イルクーツクは高度な近代化を実施する]

記事中において、交換されるシステムの1つが「秘密の製品3R-14PN-949AM」と書かれていますが、これはオーニクス/カリブル有翼ミサイル両用発射機3S-14UKSKの水中発射ヴァージョンになります。
[汎用ミサイル垂直発射機3S-14UKSK]

水上発射ヴァージョンは、プロジェクト22350フリゲートに搭載されています。
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
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