ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはスリランカを去った

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2014年12月23日5時43分配信
【黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、スリランカの首都への滞在を完了した】
黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」とバルト艦隊の中型海洋給油船「コラ」はスリランカ共和国首都であるコロンボ港での業務寄港プログラムを完了した。
ロシア艦船支隊は12月19日にコロンボ港へ到着した。
停泊中に水と燃料の計画補充が行なわれ、乗組員の為に休息が与えられた。
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、今年10月にもスリランカの首都を訪れている。
ロシア艦は12月23日にコロンボ港より去り、インド洋での任務遂行を継続する計画である。
[ロケット巡洋艦モスクワ遠距離航海(2014年9月-)]
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2014年9月6日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ向かった]
出航後、ギリシャ、エジプト、スリランカ、シンガポールを訪問し、南シナ海を経由してフィリピン海へ行き、太平洋艦隊の艦船部隊と合流しました。
合流後、フィリピン海を南下してニューギニア沖へ向かい、赤道を越えて再び南シナ海へ入り、太平洋艦隊の艦船と別れました。
その後、再びシンガポールとスリランカを訪問しました。
そして12月23日、スリランカのコロンボを出港しました。

以前は基本的に単艦行動だった「モスクワ」でしたが、コロンボでバルト艦隊の給油船「コラ」と合流しています。
給油船「コラ」は、以前に「モスクワ」と同様に太平洋方面へ向かった警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」に随伴していましたが、現在、その「ヤロスラフ・ムードルイ」は地中海に居ます。
給油船「コラ」は、「モスクワ」と行動を共にする為に「ヤロスラフ・ムードルイ」と別れ、インド洋に残留していたようです。
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