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北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコフはアデン湾へ向かった

北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」ソマリア海賊対処任務に就くため、アデン湾へ向けて出港しました。

[北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコフはアデン湾へ行く]
[北方艦隊海軍歩兵は大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコフと共にアデン湾へ行く]
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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より。
【大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」はアデン湾へ向かった】
2012年4月6日

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」北方艦隊主要基地を出発し、民間船航行の安全を保障する為にアデン湾へ向かった。
数ヶ月間に渡る航海中に大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は、一連の外国港への訪問及び業務寄港を行なう。

艦の航海が始まる前、同艦乗組員は北方艦隊バレンツ海の戦闘訓練用射爆場において長期の激しい訓練過程を全て終えた。
艦の各構成員は、ミサイル及び砲射撃の複合訓練を実施し、高射ミサイルによる艦への航空攻撃への対処戦闘訓練、艦を持続させる為の戦闘訓練、司令部要員による部下管理の技量確保、艦載ヘリコプターと艦との連携行動を行なった。
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は、初めてアデン湾海域で海賊対処任務を遂行する。

以前、世界の大洋の同海域において、北方艦隊の艦艇~重原子力ミサイル巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」大型対潜艦「セヴェロモルスク」「アドミラル・チャバネンコ」「アドミラル・レフチェンコ」は、商船団の先導を成功裏に実施した。
北方艦隊将兵は、合計で30以上の国際船団を先導し、100隻以上のロシアおよび外国船を護衛し、紅海及びインド洋海域で海賊に襲撃された貨物船「オーシャン·ダイヤモンド」およびタンカー「ユナイテッドエンブレム」の乗っ取りを防いだ。

大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は、レニングラードジダーノフ造船工場で建造された。
1982年1月10日、同艦は海軍旗を掲揚した。
同艦乗組員は、地中海北大西洋海域への遠距離航海へ参加した。
1988年、大型対潜艦大西洋を横断し、キューバを公式訪問した。
2010年12月、大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は大規模修理および近代化を終えて北方艦隊へ復帰した。
2011年、同艦乗組員は、トロムソ港(ノルウェー)へ業務寄港し、ロシア-ノルウェー演習「ポモール-2011」に参加した。


動画ニュースサイトテレビ局『ズヴェズダー』より。
2012年4月6日09時21分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」はアデン湾へ向かう】


大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」は1982年に就役しましたが、1991年以降は活動を停止し、クロンシュタットに係留されたまま放置状態でした。
[ウダロイ級2番艦ヴィツェ・アドミラル・クラコフ]
[大型対潜艦「クラコフ海軍中将」就役28周年]

しかし、2002年以降にサンクトペテルブルクで修理が開始され、2010年に現役復帰しました。
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2011年8月には攻撃ヘリコプターKa-52の発着試験を行ないました。
[攻撃ヘリKa-52、大型対潜艦「海軍中将クラコフ」で発着試験(2011年8月31日)]

「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」乗員は、ロシア海軍で初めて契約軍人(志願兵)のみで構成されています。
[北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」乗員は、契約軍人だけで構成される]

3月1日にはバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なっています。
[北方艦隊の大型対潜艦はバレンツ海での戦闘訓練を終えた]

なお、記事中において原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の名前が出てきますが、正確には、同艦は海賊対処任務の為にアデン湾へ派遣されたわけではなく、2008年秋からの半年に渡る遠距離航海の一環として2009年初頭にインド西岸を訪問し、その帰りにアデン湾を通過する途中、ソコトラ島沖でソマリア海賊と遭遇し、これを拘留したものです。
[ロシア海軍原子力巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」、3隻の海賊船を拘留]

[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]
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