ロシア海軍太平洋艦隊の戦略原潜スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツは任務遂行後に基地へ戻った

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月29日9時34分配信
【原子力潜水艦「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」は戦闘訓練任務遂行後に基地へ戻った】

太平洋艦隊の戦略用途原子力潜水艦「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」は戦闘訓練任務遂行後に常時駐留所であるヴィリュチンスクへ戻った。

水中巡洋艦の艦長アレクセイ・グリジチン1等海佐は、乗組員は戦闘任務を完全に実行し、(艦の)資材に異常は無く、乗員は健常であると報告した。
太平洋艦隊広報サービスは伝えた。

太平洋艦隊潜水艦部隊参謀長セルゲイ・レキシ少将は、与えられた任務を全て成功裏に遂行した潜水艦の乗員を祝福し、伝統に従い、艦長に子豚の丸焼きを贈った。

更に潜水艦乗員は、桟橋で太平洋艦隊潜水艦部隊司令部、潜水艦連合部隊本部の士官、ヴィリュチンスク市地区管理部、友人や家族に出迎えられた。

全ての種類の物資を補充した後、水中巡洋艦「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」は、同艦の為に意図される新たな任務遂行のための準備を行なう。

K-433「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」は、戦略用途原子力ロケット水中巡洋艦プロジェクト667BDR「カリマール」である。
潜水艦の水上速力は14ノット、水中速力24ノット。
通常潜航深度320~400メートル、限界潜航深度560メートル。自立航行期間90日。
乗組員130名、水中排水量13050トン、全長155メートル、幅11.7メートル。


太平洋艦隊に所属し、カムチャツカに駐留している戦略原潜K-433「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」(1980年12月15日就役)は、2012年10月19日に弾道ミサイルを発射しています。
[ロシア太平洋艦隊の戦略原潜はオホーツク海から弾道ミサイルを発射した]

2013年10月30日には「抜き打ち」弾道ミサイルを発射しました。
[ロシア海軍の戦略原潜は「抜き打ち」で弾道ミサイルを発射した]

今年(2014年)には弾道ミサイル発射は実施しておりませんが、9月に実施された戦略演習「ヴォストーク-2014」へ参加しています。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2014年9月23日01時00分配信
【太平洋艦隊潜水艦部隊は演習「ヴォストーク-2104」の枠組において戦闘訓練任務を遂行する為に海へ出た】

情報公開が進んでいるロシア海軍においても、戦略原潜の行動が公表される事は、それ程多くは無いのですが、今回、「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」の基地への帰港だけは発表されました。

ただ、同艦の出航時には何の発表も無く、何時出航し、具体的に何処で何をしていたのかは明らかにされていません。
同艦は「戦闘訓練任務」を遂行していたとしか述べられていませんが、おそらくは戦略パトロール任務でしょう。
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なお、「スヴャトイ・ゲオルギー・ポベドノーセツ」が駐留するカムチャツカヴィリュチンスク基地には、2015年夏以降に最新鋭戦略原潜「ボレイ」級2隻が到着します。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフとアレクサンドル・ネフスキーは2015年夏以降にカムチャツカへ回航される]
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