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クリミア半島のケルチ造船所でロシア海軍の為の新たな給油船2隻が起工された


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2014年12月29日9時09分配信
【クリミアでロシア海軍の為の新たな給油船2隻が起工された】

クリミアのケルチ造船工場「ザリフ」において、ロシア海軍の為の2隻の汎用海洋給油船プロジェクト23131の起工式典が開催された。

『ロシア新聞』が伝えたように、起工記念板の設置式典には、クリミア共和国のトップ、セルゲイ・アクショーノフも出席し、2隻の新たな給油船について約束した-これは始まりに過ぎない。

「クリミア当局といたしましては、造船に対する満足な支援を保証いたします。
官僚的な障壁、予定外の検査などは無い事を保証し、合わせて、企業を100パーセント支援いたします」
アクショーノフ
は述べた。

各船の全長は145メートル、幅は24メートル、排水量は12000トンである。
このタイプの船は、液体貨物及び乾燥貨物の双方を積載する為に意図されている。


既にサンクトペテルブルク近郊のシュリッセリブルク市に在るネフスキー造船所では、ロシア海軍の為の新型給油船プロジェクト23130の建造が始まっています。
[ロシア海軍の為の新型給油船(補給艦)アカデミック・パシンは起工された]

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これに続き、ケルチ市ザリフ造船所でもロシア海軍向けの新型給油船2隻(工場番号301、302)が起工されました。
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今回、ザリフ造船所で起工されたプロジェクト23131(23130M)は、以前に起工された23130に比べ、寸法(全長と幅)が少し大きくなっています。
23131.jpg

2014年3月にクリミア半島ロシア連邦へ復帰した後、ケルチ市ザリフ造船所ロシア海軍向けの艦船を建造する意向を示していました。
[クリミア共和国ケルチ市のザリフ造船所はロシア海軍将来空母の建造へ参加できる]

その手始めとして、まずは給油船(補給艦)が建造される事になりました。
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