ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはオマーンで新年を迎えた

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年1月1日14時34分配信
【黒海艦隊旗艦はオマーンで新年を迎えた】
モスクワ、1月1日-ロシア通信社ノーボスチ
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はオマーンのサラーラ港で新年の祭日を迎えた。
黒海艦隊の代理人ヴャチェスラフ・トルハチェフは発表した。
祭日の前日にロシア戦闘艦は業務寄港の為にオマーンの港へ入った。
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はサラーラに1月3日まで滞在し、その後、地中海への移動を継続する。
「黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは、新たな2015年をオマーン・スルタンの港-サラーラで迎えました」
トルハチェフは述べた。
艦の停泊中に物資が補充され、乗組員の為の文化的及びスポーツイベント、市内への観光旅行が用意される。
ロシア連邦黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、ロシアのロケット巡洋艦プロジェクト「アトラント」のトップ艦である。
ニコラエフの61コムーナ記念造船工場で「スラヴァ」の名前で建造された。
その後、退役したプロジェクト1123対潜巡洋艦「モスクワ」から名前を受け継ぎ、ロシア黒海艦隊旗艦となった。
対艦ミサイル複合体「ヴルカーン」の為の16基の発射装置(艦上の両側に2連装発射装置が4基)、更には強力な高射ミサイル兵装が艦上に装備されている:遠距離高射ミサイル複合体S-300M「フォルト」(64発のミサイルを装弾)と2基の近距離高射ミサイル複合体「オサー-MA」(48発のミサイルを装弾)を。
[ロケット巡洋艦モスクワ遠距離航海(2014年9月-)]
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2014年9月6日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ向かった]
出航後、ギリシャ、エジプト、スリランカ、シンガポールを訪問し、南シナ海を経由してフィリピン海へ行き、太平洋艦隊の艦船部隊と合流しました。
合流後、フィリピン海を南下してニューギニア沖へ向かい、赤道を越えて再び南シナ海へ入り、太平洋艦隊の艦船と別れました。
その後、再びシンガポールとスリランカを訪問しました。
12月23日、スリランカのコロンボを出港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはスリランカを去った]
以前は基本的に単艦行動だった「モスクワ」でしたが、コロンボでバルト艦隊の給油船「コラ」と合流し、以後、行動を共にしています。
そして12月31日にはオマーンのサラーラ港へ入港し、2015年の新年はサラーラで迎えました。

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