新型偵察艦ユーリー・イワノフはロシア海軍へ納入された
- カテゴリ:ロシア新世代水上艦

『タス通信』より
2015年1月14日10時42分配信
【造船所は1隻目の新世代通信船「ユーリー・イワノフ」を海軍へ納入した】
モスクワ、1月14日/タス通信
1隻目の新世代通信船(2等中型偵察艦)「ユーリー・イワノフ」はロシア海軍へ納入された。
タス通信は、サンクトペテルブルク造船工場「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」の代理人より伝えられた。
「同船は既に海軍へ納入されており、昨年末に受領-引渡証書へ署名されました」
対談者は話した。
彼によると、現在、「ユーリー・イワノフ」はサンクトペテルブルク工場に在り、聖アンドレイ旗掲揚を待っている。
式典の予定日について造船所は説明しなかった。
プロジェクト18280のトップとなる同艦は、2004年末に起工され、2013年秋に進水した。
同艦は北方艦隊へ引き渡される事になるだろう。
同シリーズの2番艦「イワン・フルス」は2013年11月に起工された。
同艦は今年の進水が計画されている。
通信船プロジェクト18280は、このクラスのロシア船では最大となる。
排水量は約4000トン、航続距離8000海里以上、乗組員は約120名。
プロジェクト18280偵察艦「ユーリー・イワノフ」は2004年12月27日に起工され、2013年9月30日に進水しました。
[建造中のロシア海軍新型偵察艦ユーリー・イワノフ]
[新型偵察艦ユーリー・イワノフは2014年に就役する]
[新型偵察艦ユーリー・イワノフは進水した]
その後、「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」岸壁で艤装工事が進められていましたが、これも完了し、2014年11月27日から航海試験を開始しました。
[ロシア海軍の新型偵察艦ユーリー・イワノフは航海試験を開始した]
そして今回、建造元の「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、「ユーリー・イワノフ」が2014年末(12月末)にロシア海軍へ納入されていた事を明らかにしました。
ロシア海軍の艦の就役は
1:受領-引渡証書への署名(艦の造船所から海軍への納入)
2:海軍旗の初掲揚式典・各艦隊部隊への編入
の2段階で行なわれますが、「ユーリー・イワノフ」の場合、1は2014年12月末に実施されており、2は今後、近い内に実施されるようです。
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