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もしもミストラル級ヘリ空母が引き渡されない場合、ロシアは半年以内にフランスへの訴訟を起こすかもしれない

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『タス通信』より
2015年1月15日13時26分配信
【ショイグ:「ミストラル」が引き渡されない場合、ロシアからフランスへの訴訟は、6ヶ月以内に提出できる】
モスクワ、1月15日/タス通信

ヘリコプター空母「ミストラル」が引き渡されない場合、ロシアからフランスへの訴訟は、6ヶ月以内に提出できる。
ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグは記者団へ伝えた。

「契約は存在しており、全てが(履行されなければなりません)それに厳密に沿って」
国防省
のトップは強調した。
「契約が履行されない場合には、当然のことですが、訴訟が提出されます」

彼によると、このプロセスが満たされるには、6ヶ月掛かるかもしれない。
1月にロシア側は艦の供給契約で予定されていた事を履行しない理由についての公式な説明を要求した。

[双方の選択肢:艦あるいは金銭]
ロシア連邦
は2011年夏にヘリコプター空母の建造契約をフランスと締結した。
1番艦は2014年秋にロシア海軍へ引き渡される予定だったが、フランス側は、ウクライナでの出来事を口実に引き渡しを延期した。
2番艦「セヴァストーポリ」は(2014年)11月に進水した。
契約条件により、ロシア海軍は同艦を2015年に受領しなければならない。

以前、タス通信ロシア連邦国防省の高位の情報提供者より伝えられたように、パリモスクワへ1月末までに1隻目の「ミストラル」を納入しなければならず、そうでなければ、契約は破棄できる。
同時に、対談者は、この状況を解決する為の妥協という選択肢を見出す可能性を否定しなかった。
「私共と、相手方は、その方向へ向かうでしょう」
彼は説明した。

以前からロシアの公人は、モスクワは、問題解決のための双方の選択肢を整えている事を繰り返し強調している:ヘリコプター空母を受け取るか、或いは補償を受け取るか。
「我々は、原則として、双方の選択肢を整えております:艦か、或いは金銭か」
特に、ロシア連邦大統領補佐官ユーリー・ウシャコーフは語った。

そして、クレムリン管理部のトップ、セルゲイ・イワノフによると、国の防衛は「ミストラル」無しでも困る事は無く、この双方の方法は、状況を解決する為に満足出来るものである。


[フランスのミストラル級引き渡し保留問題]
[ヘリコプター揚陸ドック艦ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
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