ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ入った

『タス通信』より
2015年1月15日10時20分配信
【ロケット巡洋艦「モスクワ」は地中海へ戻ってきた】
モスクワ、1月15日/タス通信
黒海艦隊旗艦・ロケット巡洋艦「モスクワ」は、本日、地中海へ入った。
同艦隊の公式代理人ニコライ・ヴォスクレセンスキー2等海佐は記者団へ伝えた。
「巡洋艦モスクワとバルト艦隊の中型海洋給油船コラで構成された支隊は、スエズ運河を通過し、地中海へ入りました。
遠海ゾーンにおける同伴任務の遂行を完了すれば、モスクワは黒海海峡へと向かいます」
ヴォスクレセンスキーは話した。
ロケット巡洋艦「モスクワ」は2014年9月初頭にセヴァストーポリを去り、「イオニア諸島のロシア週間」の行事に参加し、ケルキラ、レフカダ、アルゴスタリオン、ザキントスを訪れ、その後、エジプトのアレキサンドリアへ寄港した。
その後、巡洋艦はインド洋とアジア・太平洋地域で一連の任務を遂行し、それから逆方向へ針路を取った。
[ロケット巡洋艦モスクワ遠距離航海(2014年9月-)]
黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は、2014年9月6日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ向かった]
出航後、ギリシャ、エジプト、スリランカ、シンガポールを訪問し、南シナ海を経由してフィリピン海へ行き、太平洋艦隊の艦船部隊と合流しました。
合流後、フィリピン海を南下してニューギニア沖へ向かい、赤道を越えて再び南シナ海へ入り、太平洋艦隊の艦船と別れました。
その後、再びシンガポールとスリランカを訪問しました。
12月23日、スリランカのコロンボを出港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはスリランカを去った]
以前は基本的に単艦行動だった「モスクワ」でしたが、コロンボでバルト艦隊の給油船「コラ」と合流し、以後、行動を共にしています。
12月31日にはオマーンのサラーラ港へ入港し、2015年の新年はサラーラで迎えました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはオマーンで新年を迎えた]
その後、アデン湾と紅海を経由してスエズ運河を通過し、2015年1月15日には地中海へ入りました。
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