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ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアラビア海で日本の護衛艦と出会った

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年1月19日13時02分
【「セヴェロモルスク」はアラビア海で日本の駆逐艦と会合した】
モスクワ、1月19日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、対海賊任務の枠組においてアラビア海日本駆逐艦と出会った。
北方艦隊の代理人ワジム・セルガ1等海佐は発表した。

現在、ロシア大型対潜艦は、アラビア海で対海賊任務を遂行しており、ソマリア沿岸に沿って民間船団を護送している。

「アラビア海エリアで日本海軍の駆逐艦ハルサメと会合しました」
セルガ
は話した。
彼は、大型対潜艦「セヴェロモルスク」艦上において、両国の船員は船団の先導の課題について話しあい、更には、民間船舶航行の安全保障の経験を共有し、ロシア艦の代表も日本駆逐艦を訪れた事を指摘した。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海は、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク市を出た2014年11月20日に始まった。
この間に船員は約10000海里を航行し、この距離の一部は嵐の海という条件下だった。
サラーラ港(オマーン)への業務寄港中に艦は物資を補充し、地元の観光名所を訪れた。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」の遠距離航海の主な目的は、世界の大洋のロシアの作戦上重要な海域における海軍の存在の確保、更には、ロシア連邦の海洋船舶航行及びその他の海洋経済活動の安全保障にある。

プロジェクト1155大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、1984年にカリーニングラード工場「ヤンターリ」で起工された。
艦は「シンフェローポリ」の名で1985年12月に進水し、1988年1月にソヴィエト社会主義共和国連邦海軍の一員として加わった。

「セヴェロモルスク」は最大速力32ノット、排水量7570トン、最大長163メートル、幅19メートルである。

同プロジェクトの大型対潜艦の兵装は、汎用ミサイル複合体「ラストルブ-B」、高射ミサイル複合体「キンジャール」、更には魚雷発射管「PTA-53」である。
プロジェクト1155艦の艦上航空グループの構成は、2機のヘリコプターKa-27である。


大型対潜艦「セヴェロモルスク」を中核とする北方艦隊艦船支隊は2014年11月20日にセヴェロモルスクを出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦船部隊は北東大西洋へ向かった]

その後、ノルウェー海から北海へと南下し、ここで演習を実施しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は北海で演習を行なった]

そしてラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した際、セーヌ湾(つまりフランス沖)に停泊し、ここでも演習を実施しました。
[ロシア海軍の軍艦は英仏海峡で演習を行なう]

12月1日、英仏海峡を抜け、ビスケー湾へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は英仏海峡を抜けてビスケー湾へ入った]

12月5日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はジブラルタル海峡を通過して地中海へ入った]

12月23日、スエズ運河へ入りました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河を通過し、アデン湾へ向かう]

2015年1月1日は紅海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフは大西洋上で新年を迎えた]

「セヴェロモルスク」は、アデン湾で海賊対処任務に就きます。
[ロシア海軍は海賊対処任務の為、2015年に4-5回のアデン湾への航海を行なう]

1月12日、オマーンサラーラ港へ寄港しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはオマーンを訪れた]

1月15日にサラーラを出航し、民間船護衛任務へと向かいました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアラビア海で民間船を護衛する]

そしてアラビア海で同じく海賊対処任務に就いている日本海上自衛隊護衛艦「はるさめ」と会合しました。
「はるさめ」は2014年11月15日に佐世保を出航し、アデン湾へ向かいました。

これまでに日本海上自衛隊の艦は、ロシア太平洋艦隊の艦との交流は何度か有りましたが、北方艦隊の艦と会うのは今回が初めてです。


大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、これまでに2度アデン湾へ派遣され、海賊対処任務を遂行しています。

初めてアデン湾へ派遣されたのは2011年5月初頭~10月下旬の事であり、同年9月10日には、紅海で海賊に乗り込まれたギリシャタンカー「ユナイテッド・エンブレム」を解放しました。
『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【大型対潜艦「セヴェロモルスク」の海軍歩兵はギリシャのタンカーを海賊から解放した】

2013年2月初頭~4月初頭にもアデン湾海賊対処任務に就いています。
[北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは長期任務を終えて母港へ戻った]


ロシア海軍は、2008年10月の警備艦「ネウストラシムイ」以降、19回に渡りアデン湾へ海賊対処部隊を派遣しています。
[ロシア海軍はソマリア沖海賊対処任務を続ける]

1:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
2:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(太平洋艦隊)
3:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(太平洋艦隊)
4:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(太平洋艦隊)
5:大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」(北方艦隊)
6:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
7:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
8:大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」(北方艦隊)
9:大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(太平洋艦隊)
10:大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)
11:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(太平洋艦隊)
12:大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」(太平洋艦隊)
13:大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
14:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
15:大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)
16:警備艦「ネウストラシムイ」(バルト艦隊)
17:大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」(太平洋艦隊)
18:警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」(バルト艦隊)
19:大型対潜艦「セヴェロモルスク」(北方艦隊)


現在の「セヴェロモルスク」で19回目になります。
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