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ロシア海軍は4隻目のラーダ級潜水艦を発注する

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『タス通信』より
2015年1月21日13時08分配信
【ロシア海軍は第4の「ラーダ」型潜水艦を2019年に受領する】
モスクワ、1月21日/タス通信

もう1隻の~第4の非核動力潜水艦プロジェクト667(ラーダ)の建造契約は2015年末の署名が計画されている。
海軍は2019年に潜水艦を取得しなければならない。
タス通信特派員は、ロシア海軍総本部の情報提供者より伝えられた。

「もう1隻のラーダシリーズの発注が決定されました。
建造契約へは2015年末に署名されなければなりません。
海軍への艦の納入は2019年に予定されています」

対談者は話した。

彼は、第4の「ラーダ」の名前については明らかにしなかった。
潜水艦シリーズの1隻目-「サンクトペテルブルク」は、北方艦隊で試験運用に在る。
「クロンシュタット」と命名された2隻目、「セヴァストーポリ」と命名された3隻目は、改設計下で建造される。

「ラーダ」型潜水艦第4世代非核動力潜水艦であり、前任者(第3世代潜水艦「キロ」級)に比べ、低騒音と一連の改善されたシステムを有する。


[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

これまでにプロジェクト677「ラーダ」級潜水艦は3隻が起工され、1隻が就役しています。

[プロジェクト667「ラーダ」級]
B-585「サンクトペテルブルク」
1997年12月26日起工/2004年10月28日進水/2010年4月22日就役

B-586「クロンシュタット」
2005年7月28日起工/2015年末進水予定/2017年就役予定

B-587「セヴァストーポリ」
2006年11月10日起工/2018年就役予定


2番艦以降の建造工事は凍結されていましたが、2013年2月に建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

「ラーダ」級2番艦「クロンシュタット」の建造工事は進められています。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2番艦「クロンシュタット」は2017年に、3番艦「セヴァストーポリ」は2018年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
『タス通信』より
2015年1月21日13時18分配信
【第2、第3の「ラーダ」型潜水艦は2017年と2018年にロシア海軍へ引き渡される】

なお、「クロンシュタット」「セヴァストーポリ」には、現在開発中の非大気依存発電装置(AIP機関)は搭載されません。
[ロシア海軍の新世代潜水艦の為のAIP機関の試験は進んでいる]


そして、「ラーダ」級潜水艦の4番艦が建造される事になりました。
建造契約への署名は今年末との事ですから、起工されるのは来年になるでしょう。

或いは、この「ラーダ」級4番艦非大気依存発電装置が搭載されるかもしれません。
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