ロシア海軍黒海艦隊のクリヴァクI級フリゲート"ラードヌイ"は地中海へ行く

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年1月23日8時48分配信
【「ラードヌイ」は月曜日に地中海へ向かう 】
黒海艦隊の警備艦「ラードヌイ」は、地中海の海軍常設艦船連合部隊の一員としての戦闘勤務へと向かう。
ロシア連邦国防省によると、同艦は1月26日にセヴァストーポリから進発する。
以前から「ラードヌイ」は地中海への戦闘勤務には行っていなかった。
2013年~2014年、同艦はセヴァストーポリで修理されていた。
2014年12月17日、同艦は修理後に初めて海へ出た。
警備艦「ラードヌイ」(プロジェクト1135)は、1981年に海軍の一員として加わった。
艦の排水量は3200トン、速力32.2ノット、14ノットで5000海里の航続距離を有する。
艦の乗組員には197名が含まれている。
「ラードヌイ」は、各々18000馬力のガスタービン機関2基を備えている。
艦の兵装には、4基の汎用ミサイル複合体URPK-5「ラストルブ」発射機、2基の2連装76.2mm砲装置AK-726、2基の高射ミサイル複合体「オサー-MA-2」発射機、2基の4連装533mm魚雷発射管、2基の反応爆雷RBU-6000が含まれる。
警備艦「ラードヌイ」は、ロシア海軍に唯一残っているプロジェクト1135(クリヴァクI級)フリゲートです。
2009年10月には、大西洋上で消息を絶った貨物船「アークティック・シー」を救出しています。
[ロシア海軍フリゲート、貨物船「アークティック・シー」ハイジャック犯を拘束]
[ロシア警備艦「ラドヌイ」はセヴァストーポリへ戻る]
2011年12月から2012年1月中旬まで重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の地中海遠征へ参加しました。
[フリゲート「ラードヌイ」はセヴァストーポリへ帰港した]
2013年から2014年までセヴァストーポリの艦船修理工場でオーバーホールが実施されました。
オーバーホール完了後、2014年12月17日から19日まで試験航海を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリヴァクI級フリゲート"ラードヌイ"は修理後の最初の航海を終えた]
そして2015年1月26日、「ラードヌイ」はセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいます。

「ラードヌイ」は地中海作戦連合部隊(2013年6月1日創設)へ参加し、地中海東部に暫く(数ヶ月間)滞在する事になります。
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